最近は、洗濯物を部屋干しする方も増えてきましたよね。
「どうせ、室内でエアコンをつけてるし、部屋干しで洗濯物が乾けば一石二鳥じゃん!」
それ、ちょっと待ったー!
これ一度は悩んだことないですか?
「そういえば、部屋干しするときのエアコンの適切な設定ってあるのかな?!」
「ドライ?送風?何だかどちらも乾きそうだけど…」
「エアコンつけっぱなしで電気代、高くならないかな…」
誰も教えてくれなかった、素朴な疑問に早速お答えします!
部屋干しでエアコン送風で乾かした場合の効果
洗濯物が乾くポイントは「温度」「湿度」「風」です。
あなたはエアコンの「送風」をどのようなときに使いますか?
「冷房」「暖房」は暑いとき寒いときに使いますよね。
じゃあ「送風」って、いつ使うの?
実は電気代節約の名脇役を上手に使いましょう(*^-^*)
「送風」は読んで字のごとく「風」を送りますので、風量をしっかり出すことができます。
送風は部屋の空気を循環させる役割があり、電気代は扇風機並みといわれています。
扇風機並みですよ?
イメージとしては部屋の上部に設置された扇風機。
衣類を早く乾かすには風が当たることが重要ですので、送風機能で衣類にできるだけ強い風を当てましょう。
さらに早く乾かしたいならば、ドアを開けっ放しにし、置き型除湿機と併用します。
すると換気と送風機能で多くの風が衣服に当たるし、湿気を除湿器が吸い取るので洗濯物が早く乾きます。
エアコンのドライ運転で乾かした場合の効果や温度設定は?
部屋干しの大敵は「湿度」と「湿気」。
外干しと違って室内だと洗濯物の湿気の逃げ場がありません。
空気中には含むことができる湿度の限界があります。
そんな時に活躍するのが、「除湿(ドライ)機能」!
何もわざわざ除湿器を買いそろえることもないです。
実は洗濯物の生乾き臭の原因は長時間生乾きが続くことによる雑菌の増殖です。
ということは、洗濯物を早く乾かすことができれば臭いは出ない!ということ。
エアコンのドライ(除湿)は、「室内の“湿度”を下げる」ことを目的とした機能です。
部屋干し洗濯物の湿り気も室内の湿度を高める要因となりますから、エアコンのドライ運転をすると室内の湿気を外に逃がしてくれるため、洗濯物の乾きが早くなるんです♪
部屋干しでドライ機能使用時のポイントは、温度設定と部屋の密閉です。
部屋干しするときのエアコンの除湿機能は温度も大切です。
除湿温度設定は低め(20度)がおすすめ!
また、部屋干しで除湿機能を使うときは、エアコンで除湿した空気が外に出てしまうのでドアや窓は閉めましょう。
換気扇の使用も同じ理由で×ですよ。
注意点は長時間エアコンのドライ運転をしておくと「冷房」「暖房」と同じように消費電力が上がりますので、おのずと電気代も上がります((+_+))
エアコンのドライ運転を使うと電気代が高くなるのでは?と心配な人にヒントがあります。
最近は電力自由化によって電力会社が選べるようになり、多数の電気料金プランを比較し、家庭に合った電力消費量で選べるようになりました。
室内乾燥や部屋干しでドライ機能を活躍させたいご家庭は電気代が増える夏に備え、電気料金の見直しをしてみるのもいいでしょう。
まとめ
天候により外に洗濯物が干せないときに“仕方なく”室内干しをすることが多いかと思いますが、じつはあえて室内干しをしてもいいくらいメリットはいっぱいです。
考えようによっては、天気や時間を気にせずいつでも干せるし花粉・黄砂・PM2.5の付着や日焼けによる色褪せの心配もありません。
それに外から洗濯物が見えないので、在宅か不在かを判断されることもなく、女性には防犯面でも安心ですね。
反面、デメリットもあります。
せっかく洗濯しても、干す場所や環境が逆に洗濯物が臭~くなってしまったら元も子もなし…
どうせ、室内環境をよくするためのエアコンですから、よりよく使って一緒に洗濯物も片付けちゃいましょう(*^-^*)
部屋干しの洗濯物が臭くならない方法は別記事にまとめているのでよかったら読んでみてくださいね。
→部屋干しで臭い取れない?もしかしてこんな間違った干し方してない?(リンク)