畑の土を柔らかくするには道具が必要です。
畑で家庭菜園するなら、やっぱりそれなりの道具を用意したほうが効率よいです。
うちでも最初シャベルだけ使っていましたが、無理な態勢なのか肩は凝るわ、腰が痛くなるわでホームセンターで道具を買いましたからね。
ちゃんとした道具があるとあまり力を使わなくても楽に作業できます。
土を柔らかくするのに必要な最低限の道具をまとめました。
初めて畑を耕す、または固い土の場合
手で畑の土をつかむことができないくらいの状態の土ならば、最初は「土起こし」しないとだめなので、こういう道具を準備しましょう。
土起こし器といって、固い土にザクっと刺してあとは自分の体重だけで簡単に土をボコボコ持ち上げることができる道具です。
テコの原理を利用するので、これがあれば女性でも簡単に土を起こせます。
できれば錆びないし軽いのでステンレス製を選んだほうがいいです。ちょっと鉄製よりは値段が高いです、軽いほうが作業効率上がります♪
「つるはし」があれば、わざわざ土起こし器を購入する必要もないですが、つるはしって男性でも重いですからね。
そして、肩と腕、腰に負担が来ます。30分つるはし振るとわかります(>_<)
さて、全体の土起こしができたら、あとは備中鍬(びっちゅうくわ)でザクザクとさらに細かく耕していきます。
これを最低でも二回繰り返すとあんなに硬かった土が柔らかくなるはずです。
比較的柔らかい土の場合
手でほぐせるくらい最初から柔らかい土の場合は、土起こししなくても大丈夫です。
備中鍬も必要ないでしょう。
普通のというか一般的な団地鍬(だんちくわ)があればOKです。
力も必要なく鍬を振りかぶって、そのまま土に突き刺し持ち上げるだけでボコボコ耕すことができます。
うちの畑は堆肥とか混ぜてホクホク状態をキープしているので、比較的土が柔らかいです。だから団地鍬で掘り返しを繰り返すだけで、手ですくいとれるくらいに柔らかくなります。
土に石が混じっているならば
耕している最中に深く掘れば掘るほど余計な石などが出てくる場合があります。
その場合は「土ふるい」が便利ですよ!
ホームセンターでも売ってます。
邪魔な石は除去したほうがいいです。根の邪魔になります。
特に根菜類のジャガイモやダイコンなどを栽培する予定ならば、石があると又割れになっていびつな野菜を収穫することになります。
股根というのはこんな形です。
♪野菜…W7畑の大根(春蒔きオシン)の収穫…今年初めて耕した土地なので土壌がが不良で股根が50%発生しました…股根の株は太い割には地上部の露出が少なく葉が長く徒長気味の傾向にあります… #野菜 pic.twitter.com/cFiJ3Xpbwd
— 白兎の一歩 (@sirousagiX1) May 31, 2016
人間の足のように大根の先が二つに分かれることです。
別に味に支障はないですが、成長の妨げになります。
大根もまっすぐ地中に伸びて育てないとストレスになります。
ストレスがかかるとやっぱりちょっと味に違いが出るかもね。
最後に
土が固いならば、根気よく何回も鍬で耕せばだんだんと柔らかくなってくるものです。
また、腐葉土やもみがら、堆肥などを混ぜ込みながら耕すとさらに土は柔らかくなってきます。
とにかく時間があったら耕すだけです。
邪魔な石は取り除いて、ひたすら耕す。
ミミズなども畑にいれば、団子状に土が固まるのでなお良いのですが、固い土の中にはミミズはほとんどいないのであとはホームセンターなどで購入してくるしかないです。
500円も出せば、箱でミミズが手に入ります。
ミミズと腐葉土、堆肥を漉き込むとそこまで頑張らずに耕さなくても柔らかくなってきます。
頑張って鍬で耕す!
腕も引き締まってダイエットにも最適です♪