寒くなると空気の乾燥が辛いですよね。
空気の乾燥は肌に悪いだけでなく、風邪も引きやすくなるのでできるだけ避けたいですよね。
そんな空気の乾燥を防ぐには加湿器ですが、加湿器代わりにコップに水を張るのは効果はあるのでしょうか?
また濡れタオルを使用するのはどうでしょうか?
結論から言えば、加湿器代わりにコップを使うのに効果はあまりありません。
コップよりも簡単に加湿器の代わりになる方法をまとめてみました。
加湿器代わりにコップを部屋に置く効果はあるのか
加湿器代わりにコップに水を張っても、じつは効果はありません。
その理由を解説をしていきます。
コップを部屋に置いても加湿器代わりにならない理由としては、水が蒸発をするのはコップの表面のみだからです。
コップの表面だけでの水では部屋に対しては小さすぎるため、とてもじゃないですが湿度をあげるほどの水分は蒸発をしません。
加湿器の代わりになるくらいの効果を期待するのなら、コップではなく、たらいレベルの大きな器に水を入れておけば効果はあるかもしれません。
でも、それは現実的ではありませんね。
コップを使うのなら、それを加湿器として使うのではなく、そのまま水を飲んでしまったほうがいいぐらいです( 一一)
冬は喉の渇きを感じにくく、水分を取るのを忘れてしまいがちですが、喉が乾燥をすると風邪を引きやすくなるだけでなく、脱水症状も起こすことがあります。
ですので、冬でも忘れずに水分補給をするようにしてくださいね。
濡れタオルで加湿の上手なやり方
ではコップではなく濡れタオルは加湿器の代わりにはなるのでしょうか?
結論から言えば、濡れタオルの場合は加湿器の代わりになります。
濡れタオルの場合は部屋の乾燥を防ぐとして昔から実践している人も多いでしょう。
ではそんな濡れタオルでの加湿の上手なやり方を紹介していきます。
水は上記の通り表面から蒸発をしていきます。
ですので濡れタオルを加湿器代わりにするときは、表面積の多いバスタオルを利用しましょう。
バスタオル2枚ほどあれば、だいたい1部屋ぐらいは十分に加湿することができます。
また洗濯物をそのまま部屋の中で干すというの有効ですね。
暖房器具の中で一番空気が乾燥しやすいのはエアコンです。
ですのでエアコンの風が直接当たるところだと、流石にバスタオルでもすぐに乾いてしまいます。
なので濡れバスタオルを部屋の中に置く場合は、エアコンの風が直接当たらない場所に置くようにしましょう。
濡れタオルで加湿するとカビ増殖する?
濡れタオルで加湿を行うと、濡れタオルにはカビが増殖してしまいますよ!
濡れタオルほ加湿器代わりに部屋に干すというのは言わば、部屋干しと同じです。
部屋干しの嫌な臭いというのは衣類に溜まった雑菌から発生します。
ですので清潔ではない濡れタオルを使うと、どうしてもカビが増殖してしまうことはあります。
なので濡れタオルを使う場合には、一度部屋干し用の洗剤を使って洗った上で干すのも良いでしょう。
どうせ干すことになるのですから、その時に部屋の加湿を兼ねれば一石二鳥ですね。
またずっと同じ濡れタオルを使っていると効果も薄れてきますし、雑菌も繁殖していきます。
ですので、数時間に1回程度濡れタオルを交換するのも効果的です。
ぜひ、うまく濡れタオルを使って、効果的に部屋の加湿を行ってくださいね。
まとめ
コップの場合、表面積が小さすぎるため部屋の乾燥には使えません。
コップで部屋の加湿をするのなら、その分を飲んでしまった方がいいくらいです。
濡れタオルの場合は加湿器代わりに使うことができます。
バスタオルなどの表面積が大きいものを使えば効果的に部屋の加湿ができますよ。
ただ清潔ではないタオルを使った場合は、雑菌が繁殖しやすく、カビが生えたり、部屋干しの嫌な臭いがしてくることもあります。
ですので、濡れタオルを使う際には事前に部屋干し用に洗剤で洗濯をしてから使うと雑菌が繁殖するのを防ぐことができます。