介護施設にお勤めの場合、介護家族に近況をお手紙で伝えることがありますよね。
介護施設に高齢者を預けているとは言っても大切な家族です。そして、お客様である介護家族への手紙は失礼があってはいけません。
介護施設からの家族への手紙を書くコツがあります。
次の項では例文を交えて説明しているので理解しやすいと思います。
1月の挨拶、4月、コロナ禍での近況報告を例にとって詳しく解説をしていきます。
介護施設から家族への手紙 例文1月の場合
まず介護施設から家族への手紙の例文で1月の場合です。
まず、手紙を書く場合ですが、季節の挨拶を入れたほうが良いです。
これは暑中見舞いや寒中見舞いなどでも同様ですね。
1月は1年でも寒い時期であり、また風邪も引きやすいです。
高齢者が風邪を引くとそれだけで家族も心配になりますね。
もし寒い1月でも高齢者が元気な場合は、その様子などを書いてあげましょう。
1月の際の例文としては以下のようになります。
新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
御家族の方へ寒い季節となりましたがいかがお過ごしでしょうか?
体調は崩されてはいないでしょうか?
〇〇さんは風邪の気配もなく元気に過ごされております。
昼間は職員と共に体を動かしたり、好きなテレビ見ながらおしゃべりもしています。
新年は何かと忙しい時期になりますが、ぜひ一度〇〇さんの顔を見にいらっしゃってください。
では、寒い日が続きますが、体調を崩さないようにご自愛ください。
1月の場合でしたら、新年の挨拶は欠かさないようにしましょう。
それに加えて高齢者が元気で過ごしている様子を伝えた上で、家族への労りの言葉も忘れないで加えておきましょう。
きっと介護家族の方も安心するはずですよ。
介護施設から家族への手紙 例文4月の場合
続いて、介護施設から家族への手紙で4月の場合を考えてみましょう。
4月といえば春で桜の季節ですね。
挨拶としては暖かく春の陽気などを絡めて書くようにすればOKです。
家族への手紙で4月の場合の例文は以下のようになります。
暖かい日差しと共に桜の花も咲き始め、春らしい穏やかな季節になりました。
御家族の皆様も体調はお変わりなられてないでしょうか?
〇〇さんは春の季節につられてか、体調も良く元気に過ごされています。
春と言ってもまだ夜は冷える日が続きます。
体調には気をつけて、お過ごしくださいませ。
4月の場合でしたら、春や桜などのワードを入れた文面にすると良いでしょう。
そして高齢者の体調などもしっかり書くことでご家族を安心させてあげましょう。
春と言っても4月はまだ寒いので、体調を気遣う文面を入れておくとより親切ですね。
介護施設から家族への手紙の例文 コロナの近況報告
世界的にコロナが流行っていますよね。
高齢者はコロナ感染すると重症化しやすいので、ご家族は心配が絶えないでしょうね。
そしてこんなご時世だからこそ、家族への手紙としてはコロナの近況報告を入れておきましょう。
例文としては以下のようになります。
暖かい日差しと共に桜の花も咲き始め、春らしい穏やかな季節になりました。
御家族の皆様も体調はお変わりなられてないでしょうか?
さて、今は社会的に新型コロナウイルスが流行っております。
当施設では現在感染者は0人、また毎日入所者、職員ともに手指の消毒、うがい、検温を行っております。
万全の感染対策のもと、入所者の安全を第一に業務に励みますので、よろしくお願いいたします。
コロナの近況報告の場合は施設での感染状況、また職員や入所者の感染対策を書いて、ご家族に安心させるようにしましょう。
感染対策をした上で業務を行えば、家族も納得をしてくれるはずです。
まとめ
介護施設から家族への手紙ですが、季節の挨拶、そして高齢者の様子をしっかり書くことで、ご家族を安心させてあげましょう。
また、最近はコロナが流行っていますが、施設での感染状況や感染対策を書くことで安心できますね。
ぜひ心をこもった手紙を書いて、高齢者とご家族の間を取り持ってあげるようにしましょう。