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ユッカが枯れたら再生復活可能なの?枯れる原因と枯れてきた時の対処法を解説!

ユッカは北アメリカから中央アメリカに自生している植物で乾燥に強く初心者でも比較的育てやすい観葉植物です。

 

太い幹と上に向いた葉っぱが特徴的で「青年の木」とも呼ばれています。

 

風水で金運や仕事運が上昇する効果があるということで、お祝いのプレゼントに良く選ばれているので開店したばかりのお店で見かけたことがあると思います。

 

大切に育てたユッカが枯れてしまったら再生は可能なのでしょうか?

じつは再生することは可能です。

 

再生させる方法はこの後詳しく説明しますね。

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もくじ

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ユッカが枯れたら再生可能なのか?その方法とは

では、ユッカが枯れたら再生させる方法について紹介します。

 

ユッカは乾燥地帯に生育していたこともあり乾燥に強い植物です。
太い幹が特徴的で地植えで2メートル以上に育つ場合もあります。

 

まず枯れた場合の対処法として、枯れた葉を全て取ってしまいましょう。

 

幹の様子を観察して黒くなっている場合は中が腐敗している可能性があるので黒い部分を切り取りましょう。

 

ユッカは強い植物で、傷んでいない部分を切り出すことで再生が可能になります。
元気な小枝が出ているのであればカットして挿し木をしてみましょう。

 

挿し木のタイミングとして5〜8月の間に枝を切り取りましょう。

そして切り口に発根促進剤を塗ります。

 

鉢に鉢底ネット、鉢底石、土を順番に入れます。

土に水を与え切り取った枝を挿します。

約4週間で根が生えて芽が出てきたら新しい鉢に植え替えましょう。

 

ユッカが枯れる原因とは?

ユッカが枯れる1番の原因は水のやり過ぎによる根腐れです。

 

ユッカは乾燥を好む観葉植物なので水を与えすぎることによって根が常に湿った状態になってしまいます。これが枯れる原因です。

 

4〜10月は夏季で水分が蒸発しやすいので、土が乾いてきたらたっぷり水やりをしましょう。

 

11〜3月は冬季で気温が下がり根の吸水率が下がってしまいます。

冬場の水やりは土が乾いてから数日経ってから水を与えてみましょう。

 

逆に水切れも枯れる原因となります。
乾燥が好む植物ですが完全に乾燥した状態が続くと枯れてしまいます。

 

土の表面が乾いた状態になっていて、触ると固くなっていたら水不足なので水やりをしましょう。

 

ユッカは耐陰性があり多少日光が当たらなくても育てることは可能ですが、日光が全く当たらない場所にあると光合成を行うことができず葉が細くなってしまい枯れてしまいます。

 

日光が当たらない場所に置いてある場合は当たる場所に移動しておきましょう。

 

害虫も枯れる原因の一つです。

特にハダニは葉の裏側に寄生するので発見が遅れることがあります。

気付くのが遅いと、ハダニが葉の樹液を吸って葉が枯れてしまいます。

 

葉に白い斑点のようなものがあれば寄生している可能性が高いので注意しましょう。

ハダニは水に弱いので葉を濡らすことで予防になります。

 

ユッカは寒さに弱く、特に冬場は吸水も悪くなるため枯れる原因になってしまいます。

 

屋内で育てている場合は温度管理をしましょう。
屋外で育てている場合は屋内に移動させておきましょう。

 

鉢植えの場合、何年も植え替えしていないと根が広がってしまい、土と土の間を根が埋めてしまい保水力が落ちてしまいます。

 

保水力が落ちることで葉先から枯れてしまいますので数年に一度植え替えをしましょう。

 

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ユッカが枯れそう、枯れてきたらどのように対処する?

ユッカが枯れそう、枯れてきたらどのように対処したら良いのかというと、剪定することが大切です。

 

ユッカは大きくなるにつれて茎が伸び、葉が生い茂ってしまい見栄えが悪くなってしまいます

 

剪定の方法として葉先が傷んでいる場合は、傷んでいる場所をカットしましょう。

 

もし葉が密集しているようなら、葉の根元から切り落とし間引きします。

間伸びしている枝があれば枝元から切り落とします。

 

大きな切り口ができたときは病虫害を防ぐため癒合剤を塗りましょう。

 

剪定が終わったら日当たりの良い場所に移動しておくことで切り口の下より新しい芽が生えてきます。

 

乾燥を好むユッカは水はけの良い土を好みます。
花壇用の土を流用するのはあまり好ましくありません。

 

水はけの良い土は、赤玉土7、腐葉土3の割合です。

 

肥料は液体タイプか緩効性の化学肥料を春から秋の成長期に与えるようにすると良いでしょう。

 

枯れてしまって全く再生不可能な場合は種から育てる方法もあります。

ホームセンターや通信販売で500円で販売されてますので7月下旬から8月の間に種まきをしてみましょう。

 

ユッカはハイドロカルチャーでも育てることができます。

ハイドロカルチャーのメリットは水の過不足が見た目でわかりやすいことです。

 

ユッカは水の与えすぎで根腐れを起こしやすいのでハイドロカルチャーもおすすめです。

 

デメリットとして日光に当たることによって水温が上昇してしまうので、ハイドロカルチャーで育てるときはできるだけ日光が当たらない場所で育てましょう。

 

まとめ

初心者でも比較的簡単に育てることができて、インテリアとしても人気のあるユッカです。種類も豊富でお気に入りのユッカを育てるのも楽しいでしょう。

 

ユッカが枯れる前のサインを見逃さず早めに対処することで長く楽しむことができます。

 

大切の育てたユッカを贈り物にしても良いですね。

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