秋の旬の果物・柿ですが、食べるとどんな効能があるのでしょうか?
またダイエット効果はあるのでしょうか?
また、柿を食べると体が冷えるとも言われますが、根拠があるのかも気になりますね。
ただの昔からの言い伝えかもしれませんし、本当にダイエット効果があるのなら私も今年は試してみたいですが(*´ω`)
ここでは、そんな柿について解説をしたいと思います。
柿の効能とダイエット効果について
まず結論から言うと、柿には様々な効能があります。
柿に含まれる栄養素は以下の通りです。
ビタミンC
ビタミンCには疲労回復効果があります。
また免疫力を高める効能もあり、病気予防にも役にたちます。
βカロチン
βカロチンは柿の皮に多く含まれています。
βカロチンは人参などの野菜にも多く含まれている成分であり、アンチエイジング効果が見込まれます。
カリウム
カリウムは体内の浸透圧調整をすることによって、むくみ解消の効能が見込まれます。
また高血圧予防の効果があります。
ペクチン
ペクチンは水溶性の食物繊維であり、便通をよくして、便秘改善効果があります。
このように柿には様々な栄養素による効能があります。
また、ペクチンによって便通がよくなるので、確かに噂通りダイエットの効果もあるんですよね。
ただペクチンの場合は摂取をしすぎると、便が柔らかくなってしまい、下痢や腹痛、栄養摂取障害を引き起こすことがあるので、柿の食べ過ぎには注意をしましょう。
柿を毎日食べると体が冷えるってほんと?
柿を毎日食べると体が冷えるっていうのはほんとなのでしょうか?
結論から言いますと本当です。
柿は体を冷やしやすい食べ物に分類されます。
柿のほかにも、キュウリやナスなんかも体を冷えやすい食べ物に分類されます。
体が冷えやすい食べ物というのは、湯あたり防止や夏に食べると良いです。
ただ食べ過ぎたり毎日食べると、腹痛や生理不順などの原因にもなりえます。
柿を食べる際には食べ過ぎないように気をつけてくださいね。
柿の栄養分と鉄分が冷やす原因か
ではどうして柿は体を冷やしてしまうのでしょうか?
それは柿の栄養分と鉄分に秘密があります。
柿にはタンニンという成分が含まれています。
タンニンはタンパク質や鉄分と結びつく性質があります。
その性質によって、かぶれややけど、止血などの薬としても柿は使われていました。
また柿の成分を抽出して耐水性のある塗料にも用いられていました。
またタンニンはアセトアルデヒドを分解する力もあります。
アセトアルデヒドは二日酔いの原因になる成分です。
ですので、お酒を飲み過ぎたり深酒をしたら、柿を食べることによって二日酔いを防ぐこともできます。
そんな便利なタンニンですが、食べ過ぎると貧血を起こしてしまいやすくなります。
タンニンは過剰摂取をすることによって、血中の鉄分とたくさん結びつきます。
その結果、血中の鉄分が沈殿してしまい、鉄分が吸収できなくなってしまいます。
これによりふらつき、血圧の低下、体温の低下が引き起こされます。
このようなことから、柿は食べ過ぎると体が冷えると言われるようになったのですね。
血圧の低下や体温の低下自体は、ほどよく調整すれば体にも良い影響があります。
ですので、何事もやりすぎはよくないように柿も食べ過ぎはよくありません。
目安としては1日2個程度に抑えておけば、全く問題なく健康に過ごすことができますよ。
まとめ
柿は栄養価も高く、さまざまな効能が見込まれます。
また、便通改善効果も高く、ダイエットにも役に立ちます。
しかし何事もやりすぎはよくないように、柿の食べ過ぎもよくありません。
柿の食べ過ぎは体の冷えなどの様々なことを引き起こします。
柿は1日2個程度を目安に食べれば、全く問題ありませんので、食べ過ぎには注意をして健康な毎日を過ごすようにしてくださいね!