冠婚葬祭のマナーって難しいことが多いですよね。
特に葬儀関係のマナーはあまり馴染みがないこともあり、知らないマナーもたくさんあります。
葬儀関係の中でもよくあるのが、友達から喪中はがきが届くことですね。
喪中はがきが届いたら、友達には返事や香典を消すべきなのでしょうか?
大人のマナーとして知っておきたいですよね。
ここでは、友達から喪中はがきが届いたらどうすればいいかについて解説をしていきたいと思います。
喪中はがきが届いたら友達ならどうする?
喪中はがきが届いたら友達ならどうするべきなのでしょうか?
あなたはわかりますか?
こういうことってなかなか難しいし、人にも聞きづらいですけど、結論からしたら友達や身内の不幸の度合いによります。
では解説をしていきましょう。
喪中はがきとは一般的には身内に不幸があって、新年の挨拶を控えさせていただくといった内容のハガキを送ることになります。
喪中はがきを送るのは親しい友人から年賀状程度の付き合いの友人まで様々です。
もし年賀状程度の付き合いの友人から喪中はがきが届いた場合は、返事をする必要はないと思います。
しかし、例えば幼い頃からの友達で、なおかつご両親などの友達に近い親族に不幸があった場合、その場合は返事をしてあげるのも良いでしょう。
これはどちらかといえば、マナーというよりは友達を思いやる気持ちの面が強いかもしれません。
近い関係の方に不幸があるのは悲しいですし、それが突然のことならなおさら気分も沈み込んでしまいます。
その場合は、できることとしては何かしらのコンタクトを取ってあげることでしょう。
喪中はがきの返事は友達の場合どうする?
では喪中はがきの返事ですが友達に送るとしたらどうすればいいでしょうか?
結論から言えば、こちらも特に決まりはありません。
形式としては手紙で送るのが一般的です。
ただ今はメールで簡単に連絡を取ることもできますし、喪中はがきの返事をするほどの近い友人の場合でしたら、すぐにメールで返事をしてあげた方が良いこともあります。
その場合は相手を気遣った文面にして、くれぐれも友達を傷つけないようにしましょう。
場合によっては電話でも構いませんし、友達が心配なら一度会うというのも選択肢の一つです。
不幸にあられた方の関係性や友達の関係性によってこれらの返事がどれが最適が違います。自分の状況に合ったものを選ぶようにしてください。
友達から喪中はがきが届いたら香典は返すべき?
友達から喪中はがきが届いたら香典は渡すべきなのでしょうか?
この場合は基本的には香典は送る必要はありません。
上記の通り、そこまで関係性の深くない知人友人の場合、喪中はがきを返す必要はありません。
ですので香典も必然的に送る必要もありません。
しかし親しい友達の場合は少し違います。
香典は喪中はがきと一緒に送る必要はありません。
しかし、不幸にあられた方が自分とも面識があり、お葬式に出席をする際にはしっかりとそこで香典を渡すようにしましょう。
その際に友達にも声をかけてあげられるとなお良いですね。
また、急なことでお葬式に出席できない場合は、喪中はがきの返事と一緒に香典を送るということもOKです。
これらも上記と同じで、マナーというよりは思いやりの気持ちです。
基本的にはそこまで親しくない知人友人の場合は、返事をしなくてよくて親しい友達の場合は直接お葬式で香典を渡すか、渡せない場合は喪中はがきと一緒に返事ということで送るのが良いでしょう。
まとめ
喪中はがきが友達から届いた場合のマナーや対応ってなかなか難しいです。
個人的には葬式関係は辛い面も多く、マナーよりは相手を思いやる気持ちが大切だと思います。
ですので、友達の近しい関係の人に急に不幸があった場合などは、すぐに連絡をしたり、またはあえてそっとしておいてあげるのも良いと思います。
マナーも大事ですが一番はやはり相手を思いやる気持ちです。
ぜひ相手を思いやって元気付ける対応をしてあげてくださいね。