野良猫被害は市役所や保健所などの公的機関に相談すれば、何かしらの対応をしてもらえるのかと思っている人がいるかもしれません。
しかし、野良猫の駆除や捕獲はしてもらえず、その対応に期待はできませんよ。
なので、自身でも対策をする必要があります。
まず野良猫を追い払うには
- 猫にとって居心地のよい場所を、猫が嫌がる環境に変えること
- 猫に居場所でないことを学習させ、トイレとして習慣化させないこと
などがポイントです。
簡単に追い払えるのがネットで評判のこの超音波グッズです。
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今回の記事では
- 野良猫の苦情窓口
- 野良猫を寄せ付けない方法
- 唐辛子は猫よけ効果があるのか
などについてご紹介いたしますので、野良猫被害に悩んでいる方は是非参考にしてみてくださいね。
もくじ
野良猫の苦情はどこにすればいいのか?
基本的に野良猫の苦情の相談は公的機関や動物愛護センターなどにします。
ただし、どこで相談しても野良猫の駆除や捕獲は行ってくれません。
なぜなら野良猫は法律(動物愛護法)で守られており、むやみに傷つけたり、駆除することはできません。もちろん個人で駆除したら違法になります。
ここからノラ猫が集まる原因や相談先などについてみていきましょう。
野良猫が集まってくる原因は?
基本的に餌場が無い特定の場所に野良猫が集まってくることはありません。
言い換えると、「餌をあげている人がいる」「ゴミ捨て場がある」などが野良猫が集まる原因だと考えられます。
なお、餌やりしている人に直接の苦情を伝えるのは避けましょう。問題が解決するどころか余計なトラブルに巻き込まれかねません。
野良猫の放置の相談先
たとえば自宅やその周辺の問題であれば、自治会や役所、または保健所。
マンションや駐車場であれば、その管理者。
公園や路上は、役所(または都道府県庁)など。
まずこういった場所の管理者に相談してみるとよいでしょう。
上記以外にも、動物愛護センターに苦情の電話を入れるもの選択肢のひとつです。
実際に道路や駐車場の安全面の問題が起きていれば、現場の状況確認や対応を含め、何かしらアクションを起こしてくれるかもしれません。
写真を撮っておいたり、メモしたり、ご近所さんと情報共有して、事実関係を整理して伝えると動いてくれやすいでしょう。
しかし、注意しなければならないのが「飼い猫」を「放し飼い」している場合です。
動物愛護センターは「地域住民から苦情が来ています」と当人に注意はしてくれても、強制力はありません。
餌やりしている人が「飼い猫です」と言い張ったら対処はできないのです。
野良猫を寄せ付けない方法
猫は
- やわらかい土や砂、芝生などがある場所
- 人の出入りが少なく、静かで安心できる場所
- 簡単にエサが得られる場所
といった条件の場所を好みます。
なので、野良猫を追い払うポイントは、「猫にとって居心地のよい場所を、猫が嫌がる環境に変えること」また「猫に居場所でないことを学習させ、トイレとして定着させないこと」が大事です。
ここでは野良猫を寄せ付けない方法をご紹介いたします。
猫よけは大きく分けて次の3つがあります。
「忌避剤」「障害物」「装置・機器」です。
市販の忌避剤や障害物になるブロックやレンガなどを置いて、まずは猫が寄ってこないようにします。
それでも侵入してきたら、専用の装置や機器で追い払います。
また、手軽に実践できるのが、「トゲトゲしたものを置くこと」。
栗のイガや松ぼっくりなどは猫の侵入防止にはかなり効果が期待できます。
とくにイガは栗のイガはかなりトゲトゲしていて、指でさわると、とても痛いですからね。
加えて猫がトイレとして使っている場所に「重曹」をまくのもおすすめ。
重曹は「猫のマーキングの匂いを消す」のが目的です。
他の猫よけグッズと併用すると効果が高まるでしょう。
猫が学習するまで時間がかかりますが、対策を根気よく繰り返し、そこが「猫の居場所でないこと」を教えましょう。
猫よけ効果絶大なのは唐辛子?は本当か
唐辛子は「猫よけ効果」が高いです。
なぜなら、猫は唐辛子の刺激的な匂いが苦手だからです。
猫がとうがらしを苦手とする理由や使用方法、注意点は以下です。
唐辛子が苦手な理由
猫は唐辛子など香辛料の香り全般が苦手です。
また、猫が唐辛子を踏んでしまうと、肉球がピリピリと刺激を感じます。
それだけでなく、唐辛子に含まれる辛味成分は猫にとっては刺激がかなり強く、体の不調を引き起こす原因になることも。
唐辛子の使用方法
「唐辛子」もしくは「一味唐辛子(粉末)」を用意し、唐辛子であれば細かく刻んで、猫が敷地内に侵入する道に撒きます。
これが猫にとって不快であれば、何度も繰り返すことで学習して近寄らなくなってくれるはず!
注意点
七味唐辛子は猫にとって有害なケシの実や柑橘類などが多くブレンドされているため、刺激が強すぎて猫が体調を悪くしてしまう危険性があります。
まずは一味唐辛子から始めましょう。
また、ふだん悪さをする野良猫であっても、行き過ぎた対策は避けましょう。
場合によってはあなたが悪者になってしまう危険性があります。
まとめ
猫は縄張り意識の強い動物なので、一度縄張りとされてしまうと、どんどん仲間が増えてしまいます。
しかし公的機関に相談しても、野良猫の駆除や捕獲はしてもらえないので、自分でも猫よけ対策をする必要があります。
なお、どんな忌避剤を使用しても、猫によって反応や効果はまちまちです。いろいろな方法を試して、根気強く対処しましょう!