この記事は約 4 分で読めます

お歳暮辞退したい親戚への対応 やめる時のマナーとお礼状例文の書き方

 

日ごろ付き合いのない親戚・親同士のお歳暮お中元を今後辞退したい場合どうすればいいのか?悩みませんか?

 

うちの場合は、お互いの親が80歳近い高齢になって、お歳暮を準備するのも億劫になってきたようで妻の方から、「実家でお互いに歳だしそろそろお歳暮も辞退したいようだよ?お断りできないかなぁ」って相談されました。

 

結婚してから20年以上、お歳暮お中元をお互いの家で贈り合っていたので、もう十分かなと僕も思いました(-_-)

 

ただ問題は親戚ということもあって辞退した場合、角が立たないかと…

 

今回は角が立たないマナーというかお歳暮を嫌味なく辞退する方法についてのお話です。

スポンサーリンク

もくじ

閉じる

お歳暮を辞退したい親戚・親同士ならどうする?

親同士が高齢で、もう十分お互いの家でご厚意を感じているというのならば、お歳暮を辞退するということもありかと思います。

 

これも時代の流れです。

いつまでもお歳暮を贈り合うというのも限度がありますからね(~_~;)

 

ただ親戚、特にお互いの親同士となると、ちょっとした心のすれ違いや考え方、辞退の方法で角が立ったりして関係が修繕できなくなったりします。

 

親兄弟や親戚と血のつながりが濃いと、一度関係がこじれると修復するのは難しいと言われています。

ここは本当に注意したいですね。

 

お互いによかれと思ってお歳暮を辞退したのに、関係悪化は本末転倒です。

 

お歳暮を(お中元にも使えます)今後お断りする場合のマナーを調べてみたので参考にしてみてください。

 

お歳暮をやめる時のマナーは?

お歳暮を今後やめる場合のマナーとしては、相手からの品物の受取を辞退して返送したり、理由も述べずに一方的に断ったりしないことです。←ここ非常に大事

 

お歳暮やお中元をやめたいときに、相手から贈られる前にお断りの手紙や電話を・・・

スポンサーリンク

と考える人もいるかもしれませんが、これは失礼なのでやめたほうがいいです。

 

まずは相手のご厚意に対してきちんとお礼を述べ、もしくはお礼状を添えて、相手の気持ちを壊すことなく、こちらの事情を察してもらえるようにすることです。

 

地方によってお歳暮をいただいたら品物でお返しする場合と品物ではなくお礼状のみ送る場合があるようです。(自分の状況を確認しましょう)

 

 

なので、お歳暮をいただいたらちゃんと受け取って、品物をいつも返しているなら品物をいつも通り返してお礼状を添える。

 

毎年、お礼状で返事をしているのならば、お礼状に今後お歳暮は辞退することを書けばいいです。

 

 

注意したいのはいつも通りに受け取って、お礼状に辞退する旨を書き記すことです。

 

また、お歳暮が相手の親から贈られてきてから品物やお礼状で返事をするという場合は、
お歳暮が贈られてくるまで待ってみてもいいでしょう。

 

お歳暮が贈られてこなければ、そのまま返事も出さずにお断りとか辞退することもなく、やめることができます。

 

これが一番簡単で気が楽な方法です。

無理に辞退の旨を伝えなくてもいいですから。

 

お中元やお歳暮の虚礼廃止については別記事に詳細をまとめているのでよかったら読んでみてください。

 

お中元やお歳暮を廃止、上手なやめ方を伝授!上手な断り方【親戚編】(リンク)

 

 

ところで、うちの場合は、僕が親に電話で「お互いにお歳暮は今年で最後にしよう!」ということで伝言してやめました(^-^;

 

実に簡単でした。

 

親の子供同士で、こうやって電話で辞退を伝えることができれば楽なんだろうけど、そうもいかない場合もありますからね。親戚付き合いって難しいですよね。

 

お歳暮を辞退したい時の例文の書き方

さて、問題はお礼状の書き方ですよね?

 

簡単な例文の書き方を紹介しておきますね。

相手を尊重して感謝の意を込めて文章にすれば簡単です。

 

未だに付き合いのある親戚同士ならば

いつものお礼状の文例の最後に一言

「ありがとうございました。今後はお気遣いなくお願いします。」
「どうか今後はこのようなお気遣いをなさいませんように。」
「お気持ちは、ありがたく存じますが、ご厚意のみありがたく頂戴いたします。」
「ご厚意を無にするようで、誠に心苦しい限りでございますが、どうかお気を悪くなさいませんように。」

などの文章でもいいでしょう。

 

もっと丁寧な文例も下に書いておくので参考にしてください。

 

師走に入り、慌ただしくなってきましたが、ますますご壮健のことと存じます。

さて、この度はお歳暮の品を頂戴しまして、誠にありがとうございます。
いつも何かとお心にかけていただきまして感謝申し上げます。
私どものほうこそ、日ごろご無沙汰ばかりで何のお役にも立てませんのに恐縮しております。

どうか今後はこのようなお気遣いなさいませんよう、お願いいたします。
年末ご多忙のおりではございますが、ご自愛くださいますようお祈り申し上げます。

 

まとめてみると…

  • お歳暮はいつも通り受け取ってから今後は辞退する旨を伝える。
  • 品物をお返ししている場合は品物をお返ししてお礼状を添える
  • お礼状で返事をしているのならお礼状で今後は辞退することを伝える

 

お歳暮を辞退したくても、相手に失礼かもと嫌々ながらお返ししてストレスを抱えるよりも、きちんとマナーを守り、お断りするほうが精神的に楽になります。

 

相手も、もしかしてお歳暮をやめたいと思っているかもしれませんよ?

頑張ってみてください!

スポンサーリンク