読書は好き嫌いが分かれます。
好きな人はずっと本を読んでいますし、逆に読書を全くしないという人もたくさんいます。
また、電車で本を読んでいる人はよく見かけますね。
しかし中には電車で読書をしていると眠くなったり内容が入ってこないという人もよくいます。
これらはどうして起こるのでしょうか?
ここでは電車での読書について、眠くなったり、頭痛がするという原因について解説をしたいと思います。
電車で読書はなぜ眠くなるのか。
まず、読書は好きだけど、電車ではなぜか眠くなるという人もいると思います。
この原因は一体なんなのでしょうか?
それは電車での揺れが影響していると考えられます。
電車の揺れって気持ちがいいですよね。ゴトンゴトンと一定のリズムでの揺れは人はリラックスさせます。
一定のリズムの揺れが気持ちいいのは、ゆりかごに通じるものがあります。
また電車内では音がしますが、それらも一定のリズムです。
ブレーキの音、扉が閉まる音、発車の音、車掌さんのテンションが低い声など、それらが繰り返し、一定のリズムで発せられることで、人間はそれらの音を気にしなくなってきます。
脳が慣れてきてしまうということですね。
そうなることで、脳に刺激がいかなくなり、それが読書への没入感に勝ることで、電車で読書をしていると眠くなってしまうと考えられます。
しかし、このように電車ではリラックスできる効果もあるので、うまくバランスが取れる人はむしろ読書が進むという人もいます。
わたしはどちらかというと、そちらのタイプで、電車で読書や勉強をするのは集中ができるので好きでした。
ここら辺は人それぞれになりますね。
読書で内容が頭に入ってこない理由
読書で書いている内容が頭に入ってこない理由としては、上記のように電車でのリラックス効果が挙げられます。
しかしそれ以外にも理由はあるのでしょうか?
理由として考えられるのは読書に慣れていない、内容が難しい、あるいは興味がないなどが挙げられます。
読書は習慣づいていないと最初は集中しにくいものです。
そのため、学生の頃には朝読書で読書の習慣をつけたりしますね。
ただ慣れてくると活字を追うのにも楽になり、それと連動をして内容を頭に入れることもできます。
ただそれも内容がわかりやすかったり、興味があったりするものです。
いくら読書ができる人でも内容が難しい本はわかりませんし、興味がなければついつい流して読んでしまいます。
これらは好みによる影響が強いので、その場合は無理してその本を読む必要はないと思います。
自分に合った本で読書を楽しんでくださいね。
読書で頭痛がする原因は?
電車に限らず読書をしていると頭痛がするという人いますよね?
その原因はあるのでしょうか?
結論から言うと、ストレートネックが原因かもしれません。
人間の首の骨は正常の状態で前弯(ぜんわん)しています。
これを生理的湾曲(せいりてきわんきょく)と言います。
しかし、姿勢が前のめりで首が下を向いてる姿勢を続けていると、この生理的湾曲がなくなってしまい、首の骨がまっすぐになってしまいます。
これがストレートネックです。
ストレートネックになることで、神経や血管が圧迫されてしまい頭痛、めまい、肩こりなどを引き起こすことがあります。
このストレートネックは読書に限らず、デスクワークやスマホを姿勢が悪い状態で見続けるとなりうる現代病です。
ストレートネックの改善には、首回りのストレッチや肩甲骨のストレッチが有効です。
ぜひ電車に乗っている場合は、邪魔にならないように首をストレッチしたり、肩をぐるぐる回すようにして姿勢には気をつけてくださいね。
まとめ
電車で読書をしていると眠くなる理由や読書が頭に入ってこない、頭痛がする原因を説明しました。
読書は気軽に世界に入り込める良い趣味だと思います。
ただ、人によっては向き不向きもあるので、無理して読書好きにはならなくてもよいでしょう。
読書の際には姿勢に気をつけて、休憩を挟み、ストレッチするといいと思いますよ。