イチジクって美味しいですよね。
さっぱりとした味わいに酸味と甘みも混じっていて、ついつい食べすぎてしまいます。
しかし、そんなイチジクですが、食べ過ぎには注意が必要だということを知っていますか?
イチジクを食べ過ぎると下痢や腹痛を引き起こす可能性があります。
ここではそんなイチジクを食べ過ぎて、下痢や腹痛になった時の対処法について解説をしたいと思います。
イチジクの食べ過ぎに注意!子供は危険かも
イチジクの食べ過ぎは良くないと聞いたことがあるかもしれません。
しかし、これには根拠はあるのでしょうか?
結論から言うと、イチジクの成分を考えても食べ過ぎはよくありません。
まずイチジクですが、食べ過ぎると太りやすいです。
イチジク一個のカロリーは40キロカロリーほどになります。
1個か2個食べる程度なら問題はありませんが、イチジクを食べ過ぎてしまいますとオーバーカロリーに繋がって太ってしまいます。
また、イチジクは水溶性の食物繊維ペクチンが含まれています。
食物繊維自体は便通の改善などの便秘改善効果がありますが、食べ過ぎると腸内の栄養素の吸収を妨げてしまいます。
その結果、体に必要な栄養素の摂取障害を起こす可能性があります。
このようにイチジクの食べ過ぎると肥満や栄養摂取障害につながります。
イチジクの美味しさから子供はついついイチジクを食べ過ぎてしまいます。
子供は消化器官が未発達で栄養摂取障害も起こしやすいです。
ですので、大人がしっかりと子供のイチジクの食べる量を管理してあげてくださいね。
いちじく食べ過ぎて下痢になる?
いちじくの食べ過ぎですが、食べ過ぎは下痢にもつながります。
上で説明した水溶性食物繊維のペクチンですが、便秘改善効果があります。
しかし摂り過ぎると便が柔らかくなり過ぎてしまい、下痢を引き起こしやすくなります。
あまりにも下痢が続くと、そこから脱水症状を引き起こすこともあります。
またいちじくには「ベストアリデヒド」という成分も含まれています。
この「ベストアルデヒド」も少量なら問題はないですが、摂り過ぎると腹痛や下痢、嘔吐を引き起こす可能性があります。
このようにいちじくの食べ過ぎは良くないというのは、いちじくの成分からも科学的に正しいようですね。
いちじくの1日の摂取量は決められていません。
ただ目安としてはだいたい4個程度にするようにしましょう。
これも体調にはよるので、もしお腹を壊しやすい人でしたら、もっと少ないほうがいいでしょう。
いちじくはドライフルーツやジャムにしても食べ過ぎてしまいますので気をつけましょう。
大人でもこれらの症状にはなる可能性がありますので注意をしてくださいね。
いちじく食べ過ぎで腹痛になった時の対処
そんないちじくですが食べ過ぎないようにするのがベストですが、もしいちじくの食べ過ぎで腹痛になった時はどうのように対処をすればいいのでしょうか?
結論としては整腸剤を飲んで安静にするしかありません。
基本的には、いちじくの食べ過ぎによる腹痛は上記のような症状であり一時的なものですが、整腸剤を飲んで安静にしていることが第一です。
しかし下痢や嘔吐が頻発すると、脱水症状を引き起こすことがあります。
そうなると適切な水分補給をしないと、さらに体調の悪化に繋がります。
もし症状がひどかったり、助けを借りれる人がいない場合は病院に行くようにしましょう。
点滴などで栄養や水分を取れば、ひとまずは大丈夫です。
まとめ
イチジクの食べ過ぎはイチジクに含まれている成分から考えてもよくありません。
ですので子供がイチジクを食べる場合は、大人がしっかりと管理してあげる必要があります。
そして、もし腹痛が起きたら無理せず安静にして、ひどかったら病院にかかるようにしましょう。
目安さえ守ればイチジクは美味しい果物ですので美味しく味わってくださいね。