どっちもどっち

 

普段なにげなく使っている言葉でも、実際意味などをよく理解していないものってありますよね。

 

「どっちもどっち」ということわざもそのひとつです。

 

どっちもどっちは意味としては「大差ない」や「どちらも同じくらい悪い」といった表現で使われます。

 

ことわざだと似たようなニュアンスだと「どんぐりの背比べ」とか「五十歩百歩」、四字熟語だと「大同小異」が当てはまります。

 

また英語で言うと「both are to blame」なんて使い方もできますね。

 

ただ表現的にはこのように表せても細かなニュアンスなどに違いがあります。

ここではそんなどっちもどっちという言葉について解説をしていきます。

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もくじ

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どっちもどっちのことわざや意味は?

どっちもどっちのことわざの意味ですが、「どちらも同じ」、「どちらも大差ないこと」、「どちらも同じくらい悪いこと」といった意味になります。

 

国語辞典ではこのように説明されています。

 

両方ともに同じくらい悪いこと。どちらか一方が悪いと決めつけにくいこと。

 

 

基本的にはどちらも同じという意味にはなるのですが、ニュアンス的には「どちらも悪い」という意味が含まれるため、マイナスのイメージがつきますね。

 

例えば、喧嘩をしていた二人に対して「どっちもどっち」という言葉が使われたら、どちらにも非があるというニュアンスになります。

 

このような細やかなニュアンスの違いは、日本語を母国語として使っていないとわからないことでしょう。

 

「どっちもどっち」と似たようなことわざだと他にもこんなことわざがあります。

 

  • どんぐりの背比べ
  • 五十歩百歩
  • 似たり寄ったり
  • どっこいどっこい
  • だますだますでだまされる
  • 目糞が鼻糞を笑う
  • 踊る阿呆(あほう)に見る阿呆

 

 

また、どっちもどっちですが同じような意味の四字熟語で言いますと、「大同小異」というものがあります。また「五分五分」「伯仲之間」「同工異曲」「実力伯仲」「技量伯仲」「目糞鼻糞」「優劣無用」「勝敗無用」が考えられます。

 

これは字面からも分かる通り、ほとんど同じという意味合いになります。

 

ただ大同小異の場合は、どっちもどっちよりはマイナスのイメージが少なく、純粋に2つのものを比べているニュアンスが強くなります。

 

なので例えば、あの2つの製品は大同小異だよ。

 

という文章があった場合、マイナスのニュアンスが含まれず純粋に同じくらいだという意味合いになります。

 

そして大同小異の場合は、人に対しては使われることはほとんどありません。

 

どっちもどっち英語で言うと?

そんなどっちもどっちという言葉ですが、英語で言うとboth are to blame」という表現が近いです。

 

be to blameで「悪い」「責任がある」といった意味になります。

 

そしてbothはどっちもという意味になりますので、この2つの組み合わせて「both are to blame」で、「どっちも悪い」「どっちもどっち」という意味合いになります。

 

英語で表現する際にも、悪いというニュアンスを付加させるのがコツですね。

 

また大差ないということを強調する場合には、「be not all that different」という表現も使えます。

 

この場合だと例えば「They are all that different.」で、「彼らは大差ない」という意味になり純粋な違いの表現になります。

 

このようにどっちもどっちですが英語で言うと、ニュアンスを含め使い分ける必要があります。

 

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どっちつかず英語での表現方法

またどっちもどっちという同じような字面の言葉で、「どっちもつかず」という言葉があります。

 

どっちつかずは「どっちとも決まっていないではっきりしない」という意味になり、どっちもどっちとは意味は全く異なります。

 

この「どっちつかず」ですが、英語では何と言うのでしょうか?

 

これは「gray area」や「ambiguous」といった表現がされます。

 

gray areaは日本語でいうグレーゾーンのような印象受けますが、gray areaはどっちにもよらないという意味合いになります。

 

グレーゾーンのように犯罪のようなニュアンスは含まれません。

 

また「Ambiguous」は単純に紛らわしいという意味になります。

 

このようにどっちつかずも英語では表現をすることができます。

 

まとめ

どっちもどっちですが意味合いとしては、どちらも大差ない、どちらも同じという意味合いになります。

 

ニュアンス的にはマイナスのイメージが含まれるので注意をしましょう。

 

英語では「They are to blame」といった表現が使われます。

 

また字面が似ているどっちつかずですが、こちらははっきりしない様子を表します。

 

そして、英語で言う場合は「gray area」や「ambiguous」といった表現が使われます。

 

ぜひとも日本語も英語もうまく使いこなして、表現豊かに状況を表してくださいね!

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