エアコン室外機のドレンホースは、室内機に溜まった水を外に逃がす大事な部品で定期的に正常か点検が必要です。
が、どこについているのか探せない人もいるようです。
エアコンにはドレンホースが確実についています。
理由は水を抜かないとだめだから。
室外機の周りを注意深く見てみると白いホースが必ずあるはずです。
これは日立や三菱、ダイキンはドレンホースついてないとかないです。
霧ヶ峰だろうと白くまくんだろうとドレンホースは必ずついています。また一戸建てだろうとマンションだろうとついています。
あなたが探せていないだけです。
ドレンホースの場所はこのあと、画像付きで説明するのでご安心を('ω')ノ
この記事ではエアコンのドレンホースの場所、地面につけないほうがいい理由、ゴキブリの侵入経路になる可能性について解説をしていきます。
もくじ
室外機のドレンホースがない!どこ?見当たらないときにチェック!
エアコンにはドレンホースが必ずついています。
ドレンホースがないということは考えずらく室外機のそばにあるはずです。
例えばこの画像では室外機の真ん中に出ている白いホースがドレンホースです。
エアコン設置して業者によっては、ドレンホースの出し方が変わってくるのでちょっと見つけにくいときもあると思います。
ちなみにこちらの画像では、室外機の固定脚の近くにあります(赤の矢印)
ドレンホースは必ずついています。
あなたの家の室外機の周りをよく観察してください。
エアコン室内機から伸びているプラスティックの管が室外機に繋がっています。
具体的な配管図をネット上で見つけたので挙げておきます。
画像出典:https://www.f-m.co.jp/
エアコンの室内機から家の壁を通して外に室外機まで配管されています。
その管をたどっていけば、必ずドレンホースが見つかるはずです。
白い?ベージュー色のプラスティックのホースがドレンホースです。
例えば、こんな感じで壁から室外機までのホースの途中でドレンホースがついている場合もありますよ↓
室外機の近くにエアコンの除湿した水出してる細いパイプあんねん
それがドレンホース(パイプ)なんやけど、そこの先につけるんやで❗🐾
そこが虫や外の臭いの進入口になんねん pic.twitter.com/c5MsDeSBc2— 龍城 燐☪🏴☠️⚓️🐧💛 (@ryuujouteitoku) September 17, 2020
ドレンホースと排水口を勘違いしてませんか?
室内機のドレンホースと室外機の排水口を勘違いしていませんか?
わかりづらいので簡単に説明するとこんな感じ
- ドレンホース→室内機からの水分を排水するホース
- 排水口→室外機からの水分を排出する穴
室外機の排水口からの水は主に暖房利用時の霜取り運転の時に発生します。
冬場の使用時ですね。
夏場の使用時は室内機のドレンホースから水が出ます。
ここすごく勘違いしやすいです。
- 冬場は室外機の下の排水口
- 夏場は室内機から出ているドレンホース
このように覚えておくと勘違いしないです。
で、室外機の排水口ってどこにあるの?
ぱっと見はわかりません。
室外機の下にあるのでまず見たことないって人が多いと思います。
赤丸部分は室内機から出た水を排出するドレーンホースです。
赤い矢印が室外機の下に設けてある排水口です。
この部分から暖房時に霜取り運転したときに発生した水分が排水されます。
排水口には普通はホースも設置されていないことが多いので、水がダラダラ出て気になる人はドレーンプラグをつけましょう。
日立やパナソニック、ダイキンなどメーカーによって排水口の穴の大きさが違うし、ホームセンターなどで売っていないのでメーカー別に注文する必要がありますよ。
参考までにダイキンのドレンプラグを載せましたが、こんな感じでメーカー別にオプションとして販売されています。
ドレンプラグをつけてさらにドレンホースをつけて、霜取り運転時にダダ洩れしている水をきれいにまとめるというのもありです。
画像出典:https://www.eakon-koshou-shuuri.com/
ドレンホースは太さによって3種類ほど分かれています。
ドレンプラグの大きさを確認して注文しましょう。
私は冬場の排水はまったく気にしていないので室外機のドレンプラグは設置していません。
また雪の降る地域では霜取り運転を頻繁に行い、排出する水が多くなるので、あえてドレンプラグはつけないことが多いです。
ドレンプラグが凍ると室外機内に水がたまり、それが凍り室外機フィンを壊す可能性があるからです。
ドレンホースの役目
エアコンは室内機と室外機がセットとなって稼働をしています。
室外機と室内機では空気の温度調節をする冷媒ガスが循環をし、室内機のコンプレッサーによって空気を冷やしたり温めたりすることによってエアコンが利用できます。
そして、冷房を使う際には空気を冷やす必要があるため、室内機の内部では水滴が発生します。
水滴はそのままにするわけにはいかないので、排水ホースを使って屋外に排出をされます。
なので、ドレンホースが詰まる、凍ると水が逃げることができなくて、室外機から水漏れして最悪な場合は部屋がびしょびしょになりますよ。
ドレンホースがないエアコンもある
ドレンホースは、室内機から室外機につなぐ配線などと一緒に出ていることが多いので、室外機のそばにあるはずです。
室外機のそばに蛇腹状なっているホースがあったらこれがドレンホースです。
しかし、エアコンによってはドレンホースがないタイプもあります。
それは窓枠につけるタイプのエアコンです。
窓枠につけるタイプのエアコンって最近ではあまり見かけませんよね?
この場合はエアコン内部の熱によって、発生した水滴を蒸発させるシステムが多いので、ドレンホースがついていないことが多いです。
ドレンホースはついていませんが、エアコンから直接たまった水を外に排出する管があります。室内機の外に飛び出している部分の下側に管があると思います。
ですので、自分のエアコンがどのタイプか確かめた上でドレンホースを探してみてくださいね。
エアコンのドレンホースは地面につけないほうがいい理由
屋外に出ているドレンホースですが、出口を地面につけないほうがいいのでしょうか?
結論から言えば、地面につけない方が良いです。
ではドレンホースを地面につけない理由について解説をしていきます。
ドレンホースですが出口は屋外ですので、そこを地面につけていると虫や枯葉などのゴミが入り込んでしまうことがあります。
また寒冷地の場合はドレンホースが凍ってしまうこともあります。ドレンホースが雪で埋もれてしまうと凍りますから。
前述しましたが、ドレンホースがゴミや凍ってしまうことで詰まると、水滴が排出をされず、エアコン室内機の水漏れの原因になります。
それによって漏電やエアコンの故障にも繋がりますので、ドレンホースは地面につけないようにしましょう。
しかし、それでもゴミが入り込んでしまうことはあるので、定期的にドレンホースを掃除したり、専用のキャップなどをつけてドレンホースが詰まるのを防ぎましょう。
キャップをつければ安心ですよね。
ドレンホースからゴキブリ侵入は嘘?
これはエアコンドレンホースに詰まったゴミを取り除いている画像です。
ゴキブリではないです(-_-)
ドレンホースですが、屋外にあるということでそこからゴキブリが侵入するというのを聞いたことがあるかもしれません。
しかし結論から言えば、これは嘘というか本当にまれだと考えて良いでしょう。
確かに室外機は外にありますが、ドレンホースの出口から室内機まで3mほど距離があります。しかも垂直角度です。
ゴキブリがわざわざそのような狭い場所から入り込むことは考えずらいです。
考えづらいですが、可能性は0ではありません。
ゴキブリは狭い場所が好きですし、室内機を通じて料理など好んだ匂いが流れてくればドレンホースの出口から室内に入り込む可能性はあります。
なので心配ならば防虫キャップはつけたほうがいいですね。キャップを装着すればG(ゴキ〇リ)が入ってくる可能性は限りなく0に近いです。
室内機からゴキブリが出てくる場合はありますが、それはもともと室内にいたゴキブリがエアコンの羽に隠れていたり、エアコン内部に潜んでいたという場合もあるでしょう。
ですが、室内機まで行かなくとも、ゴキブリや虫がドレンホースに入り込むことはあるのでやはりキャップなどをして対策をした方が良いでしょう。
地面に直接ドレーンホースが接触していると、ダンゴムシやゲジゲジ、ムカデなど狭く暗いところを好む虫が入り込みます。
こんな状態が数年続くと確実にドレンホースが詰まって、水を排出されなくなり、エアコン室内機から水がポタポタと落ちることもあります。
ドレンホースのキャップはそんなに高くないので、つけたほうがいいと思いますよ。
また、ドレンホースの詰まりを解消するためのポンプも売っているので、ごみが気になる人は1年に1回は掃除したほうがいいでしょう。
まとめ
ドレンホースですが、だいたいのエアコンにはついており、室外機のそばにあるはずです。
ただ窓枠につけるタイプのエアコンの場合、ドレンホースがないこともあります。
ドレンホースはゴミや虫が入り込まないように地面にはつけない方が良いです。
ゴキブリなどがドレンホースから室内機まで入り込む可能性もあるので、防虫キャップはつけたほうがいいでしょう。
ドレンホースもしっかりクリーニングして、エアコンを大切に使うようにしてくださいね。