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室外機から水漏れが大量に!これって故障?暖房時と冷房時の原因と対策

室外機はエアコンの大事な部品です。

エアコンは室内機と室外機がセットとなって動くため、室外機が故障をすると大変です。

 

そんな室外機ですが大量の水漏れがしている場合、焦りますよね。

 

暖房時と冷房時でそれぞれ室外機から水漏れがしている場合、どのような原因があるのでしょうか?

 

結論から言えば、室外機の水漏れは暖房時は霜取り運転、冷房時は結露水の可能性が高いです。

 

ここではそんな室外機の水漏れの原因と対策について解説をしていきます。

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もくじ

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室外機から水漏れ!大量に出るのは故障?原因は…

室外機からの水漏れしたら故障したのかと焦りますが、結論から言えば故障ではないことのほうが多いです。

 

室外機から水が大量に出るのは、エアコンを正常に作動させるために必要なことであることが多いです。

 

エアコンは室内の空気を吸収して除湿をしたり、空気を温めたり、冷やしたりします。

 

その過程でどうしても水が発生してしまい、その水を排出する機能がついています。

 

ですので、室外機からの水漏れもそのような機能の一つだと考えられます。

 

ただそれでも、もし大量に水漏れがしている場合は故障も考えられます。

 

もし、室外機からの水漏れが大量にある場合、心配でしたらメーカーに問い合わせをしてみるようにしましょう。

 

室外機の水漏れ 暖房のときだったら

室外機からの水漏れですが、暖房の時はどうして起こるのでしょうか?

 

結論から言えば、暖房の際の室外機の水漏れは霜取り運転の可能性が高いです。

 

霜取り運転は最近のエアコンにはだいたいついている機能です。

 

この霜取り運転とは室外機についた霜を落とす運転のことです。

 

寒冷地でエアコンを使っている場合、屋外にある室外機に霜がついてしまうことが多いです。

 

室外機に霜がつくとエアコンの機能が低下して、暖房がうまくかからないことがあります。

 

ですので暖房機能をしっかりとかけるために霜取り運転が行われます。

 

霜取り運転ですが、室内機で出している温風を一時的に室外機から出すようにします。

その際の熱を利用して室外機についた霜を取ります。

 

なので、霜取り運転をしている場合は室内機の暖房は一時的に急に止まります。

 

最長でも10分程度ですので、大きな問題にはなりませんが、それでも急に室内機の暖房が止まるとびっくりしますよね。

 

ただその際には霜取り運転のランプがつきますので、そちらを確かめるようにしてくださいね。

 

また、霜取り運転時には室内機からプシューやポコポコといった音がするので気付くと思います。

 

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室外機の水漏れ 冷房のときは…

では冷房時に室外機の水漏れが起きるのはどうしてでしょうか?

 

結論から言えば、冷房時の水漏れは結露水です。

 

冷房は室内の空気を室内機が取り入れて、それを冷やして戻すことで冷たい風が出てきます。

 

その際、室外機からは空気を冷やすための冷媒ガスが送るのですが、その部品が冷たく冷えることがあります。

 

この冷たい部品に暖かい空気が冷やされて結露となって、室外機の底であったり配管から水漏れが起きることがあります。

 

また空気を冷やすことから室内機にも結露水は発生します。

 

室内機の結露水はドレンホースと呼ばれる屋外に結露水を排出するホースから排出されます。

 

ですので、ドレンホースから水漏れしている場合は、それは室内機の結露水ですので安心してください。

 

ただ稀にドレンホースから結露水がうまく排出されず、室内機から結露水が水漏れしてしまうことがあります。

 

ドレンホースを掃除すれば解決することが多いですが、それでもまだ室内機から水漏れが続くようならば、故障の可能性があるのでメーカーに問い合わせるようにしてくださね。

 

まとめ

室外機ですが水漏れをすることがありますが、それは正常作動のことが多いです。

 

暖房時に室外機から水漏れをする場合は、室外機の霜を取る霜取り運転の可能性が高いです。

 

冷房時に室外機から水漏れをする場合は、空気を冷やすことで発生する結露水が室外機からやドレンホースから出ている可能性が高いです。

 

冷房の場合、室内機の結露水はドレンホースから出るので、もし室外機から水漏れがしている場合は故障の可能性があります。

 

しっかりと原因は確かめてエアコンを壊さなようにしてくださいね!

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