育てた大根の収穫時期は地域によって違いますが、基本「霜」が降りる前までに収穫したほうがいいです。
霜が降りると料理に使える大根の葉が縮れて使えなくなりますし、大根に「ス」が入り美味しくなくなります。
- 北海道・東北・北関東ならば11月~12月までに収穫
- 南関東~九州ならば1月までに収穫
収穫したら食べるまでどうやって保存するの?冷蔵庫に入らないよ?
冷蔵庫に大根を保存するならば、新聞紙にくるんで乾燥しないようにします。
冷蔵庫に入らないならば、葉を刈り取って畑に穴を掘って食べるまで保存します。
保存するとやっぱり新鮮味は若干劣るので、それが嫌ならば一気に大量消費する方法がこの本に載っているので参考になると思いますよ。
ダイコンの収穫時期ですが、なかなかタイミングが難しいです。
早すぎてもだめだし、遅すぎてもだめということで悩んでいる人多いでしょうね。
美味しく頂きたいのであれば収穫時期は正確に把握しておいた方がいいです。
大根の収穫時期は冬のいつまでにやるのがいい?
うちでも家庭菜園ですが、小さい畑に毎年大根を育てています。
種を植えるのは9月初旬で収穫は11月前後からです。
北関東から東北は9月初旬に種まき11月収穫が基本ですよね。
北海道になるともうちょっと早いです。
僕は、いつも大根の種は「耐病総太り」というものを買ってます。
種を植えてから60日と早く収穫できるので簡単なんですよね。
収穫時期さえ間違わなければ(/ω\)
収穫時期って地域によって変わります。
暖かい地域であれば、種を撒くのも収穫時期も早いです。
うちの地域だと、冬の前の霜が降りる前には収穫しないとだめですね。
一度、もっと大きく大根が太ってから収穫しようと欲張って、霜が降りて雪が積もる前に収穫したら味が落ちてました(+_+)オイシクナイ
だから、収穫時期のタイミングの目安としては11月とか期間で考えるより、大根の状態を見た方がいいです。
青首大根の場合ですけど、
- 大根の葉が垂れてくる
- 大根の頭が土から10cm弱出てきている
この2つの条件のどちらかに該当したら収穫時期です。
大根の葉が垂れてなくても土から10cm弱頭が出てきたら収穫時期です。
こんな感じです↓
画像見ればわかりますが、土から頭は出ているけど、葉は上に伸びて垂れてませんよね?天を向いてニョキンと上に伸びています。
大根の頭が出てなくても葉が垂れてきたら収穫時期です。
葉が垂れるのはすぐにわかりますよ!
元気よく上に向かって伸びていた葉が全部下に垂れてきますからね。
そして、霜が降りる前までに収穫することです。
関東より南の地域だと、冬になっても霜が降りてもそこまで凍るまでならないので、土から出た大根の頭に土寄せして、そのまま畑で保存する人もいます。
寒い地域ではそのまま畑で植えたまま保存はおすすめできませんよ。
大根の収穫が遅れるとどうなるのか?
僕のように大根がもっと大きくなってから収穫しようと欲張ると収穫時期を逃すことになりますよ。
大根やゴボウなど根菜類(根を食する野菜)は収穫時期を間違えて遅れて収穫すると明らかに味が落ちます。
おいしくないです。水分がないです。
パサパサ感がハンパないです(-_-)
よく言われるのが、収穫時期が遅れると「ス」が入るということ。
「ス」とは骨粗鬆症の「鬆」と書いて「す」と読みます。
「巣」や「酢」「素」ではなくて「鬆」です。
たぶん漢字変換で画数が多くて難しくて出てこないので、「すがはいる」と、こういう表現になっていると思います。
人間の病気で骨粗鬆症(こつそしょうしょう)って、骨がスカスカになる状態のことです。
大根でいうと、水分が抜けてしまってスカスカになった状態のことです。
わかりやすい表現ですよね。
すがはいると大根の中心部が上から下まで空洞になってスポンジのようにスカスカになります。
大根の収穫時期が遅れるとなぜ「す」が入るのか?
なんでスカスカになって「すが入る」のか?
それは大根の葉が水分、栄養分を吸い取るからです。
収穫時期が遅れて畑にそのままにしていると、すがはいりにくいと表示されている大根でもだめですねー
僕も昨年遅れて収穫した時は全部すがはいっていて、食べてもおいしくないので捨てましたもん。
漬物はもちろん無理だったし、煮物やおでんの具にもしましたが甘みがなくて全然おいしくないです。
すがはいっていない、周りの部分はなんとか大根おろしには使えましたけどね。
だから畑にまだ大根がある状態でも、なるべく葉に栄養を取られないように、ボーボーと生えている葉は切り取った方がいいです。
葉の大きさが明らかに大きい葉です。
それでちょっとは「すがはいる」予防にはなるでしょう。
大根を収穫したら保存方法どうする?
収穫時期が遅れないように慌てて大根を引っこ抜いたはいいけれど、食べきれない…
多く種を撒いたりするとよくあります。
その場合は、葉を根本3cmくらいから切り取るといいです。
葉はみそ汁の具や鍋の具、チャーハンの具、漬物と調理の色どりに使えますよ。
葉はあまり長く新鮮さを保てないので、切り取ったら早めに料理に使うのがおすすめです。
冷蔵庫に袋に入れても2日程度しか持たないので早めに食べる、もしくは塩ゆでして細かくカットして冷凍保存もできます。冷凍保存だと使う分だけ出して使えるの楽ではあります。
白い大根の根のほうは、畑があるのなら大根を斜めに置けるくらい深く掘り、そこに斜めに重ならないように並べて土をこんもりかけて保存できます。
水はけが悪い畑だと雨が大量に降ると、大根が腐ってくるので土の上にムシロをかけて保存です。
本当は斜めじゃなく、まっすぐに大根を置きたいけど、そうなるとさらに深く掘らないとだめなのでそれでいいでしょう。
このように斜めに大根を埋めるので30センチくらい畑を掘ります。
その穴に斜めに大根を置いて、あとは土をかぶせるだけで終了です。
深く掘れるのなら深く掘って、大根をまっすぐにおいて保存しましょう。
畑に保存だと2月3月まで冬を越して保存できます。
畑がない場合は、葉を切り取った状態の大根を乾燥しないように新聞紙に包み、ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室に保存です。
冷蔵庫には入りきれない場合は、新聞紙に包み太陽が当たらない風通しの良い場所で保存です。
昔の家だと冷暗になる物置などあったけど、アパートやマンションだと玄関やベランダの影になるかな。
とにかく太陽の当たらない陰になる場所に保存ですが、その場合は畑に埋める保存方法と違って2月3月までは持たないので早めに食べましょう。
これはちょっと収穫が早すぎました(◎_◎;)
スが入るのを焦って収穫すると、予想していたより細い大根とご対面~です。。。ハハハ
でも、味は甘くてみずみずしくて、とてもおいしいです。
まとめてみると…
- 収穫時期は葉が垂れてくる、頭が土から出てきたとき
- 最終的には霜が降りる前(北関東・東北地方)
- 収穫時期が遅れると「すがはいる」
- 乾燥させないように保存
大根は水分がありみずみずしくないと美味しくありません。
収穫時期が遅れたり、乾燥させると水分が抜けて味が無くなります。
すがはいった繊維だけの大根は食感も味もないので、正直食べられませんよ。
収穫時期を逃さず、ベストタイミングで収穫しておいしくいただきましょう!