東北の雪まつりの中でも、ここまで「かまくら」をメインにした祭りってないです。
それは秋田県横手市の横手かまくら祭り。
祭りと言いますが、18時から21時までと夜だけの開催でかなりシンプル(*´з`)
でも、雪明りにかまくらの風景は幻想的でなんかいいものですよ。
文字だけだとぴんと来ないかもしれませんが行ってみればわかります。
来場者数も多くなくて道路も混んでないし、ゆっくり見れてストレスフリーの雪まつりです。
無料の駐車場も多いし、穴場の駐車場も載せておきますので参考にしてみてください。
ではでは行ってみましょう~
横手かまくら祭りには無料駐車場ある?満車になる?
秋田県横手市の雪まつり「横手かまくら祭り」は毎年2月15日、16日です。
かまくらは直前に完成させて17日に取り壊しとハードスケジュールです。
横手市内の20人のかまくら職人が作るんですよね。
祭り期間中はかまくら職人と書いた法被(はっぴ)を着て歩いているのですぐにわかります。話しかけるとかまくらの作り方を教えてくれますよ。
で、僕は車で行ったことありますが無料駐車場が多いので助かりますね。
他のサイトで無料駐車場は横手体育館にしか用意されてないので早めに行かないと停めるところがないですよ!
なんてあおっていたので焦りましたが、無料駐車場たくさんありますよ!!!
横手体育館の周りにも臨時駐車場4つあるし、他にも市内各会場近くに全部で5つの無料駐車場と横手駅前には有料の駐車場もあります。
焦って早めに行った僕がバカでした((+_+))
★マークが穴場駐車場
横手かまくら館と北日本銀行横の駐車場、よこてイースト近く
赤のPマークが横手駅裏有料駐車場
他の青のPマークは全部無料駐車場です。
二葉町会場では路上の片側が駐車可能になっているので、ここに停めて行く人が多かったです。
かまくら会場は横手公園・羽黒町武家屋敷通り・二葉町かまくら通り・市役所前道路公園がメインで他にも住民が個人個人で作っていたりします。
個人で作ったであろうかまくらはやっぱりちょっと小さめですけどね(-_-)
この市内4か所のかまくら会場は期間中無料のシャトルバスが10分間隔で運行しています。市役所角→横手南小学校→横手公園→二葉町の順に巡回していて、バス乗り場はバルーンがあるのですぐにわかります。
ただ、バスの本数は多いのですが、立ち乗り禁止で座席がないと乗れないのでピーク時にはかなり混雑します。
僕も乗ろうとしたけど、満員で乗れなくて3本目にやっと乗れました((+_+))
この間、30分くらい立って待ったでしょうか。
黙って待っていると寒いので歩いて会場に行った方がいいですね。
バスに乗ってみるとわかるけど、各会場はそんなに遠くないですから。
防寒対策していない服装の人はバスを待った方がいいですけどね。
横手かまくら祭りでのおすすめの服装はこうです。
横手市の雪はボタ雪です。
降ってくる雪が大きくて、ちょっと湿気が多いので撥水性のあるダウンジャケットやコートは必須です。ボアフード付きだとなおいいでしょう。
道路の雪はビチョビチョなので靴も撥水性のある深さのある長靴かブーツ、スノトレですね。かまくらに入る時に脱がないとだめなので、ロングブーツはめんどくさいかもしれません。モコモコの中敷きもあると暖かくておすすめですよ。
とにかく寒さ対策をしっかりしていかないと、寒くてかまくらどころじゃなくなります。
「寒い~~~早く帰ろうよ~~~~」ってなります(・_・;)
女性でムートンブーツを履いている人もいますが、防水スプレーをこれでもかというくらいにかけてこないと、溶けた雪が靴の中に染みてきますよ。
靴の溝は深くギザギザになっていると滑らないので安全です。
北海道のようにガリガリに道路が凍って滑って歩けない・・・という感じではなくビチャビチャ雪とイメージするといいかも。
他にも耳の隠れるニット帽や帽子、手袋、ネックウォーマーやマフラー、マスクもあると顔も暖かいです。
それと、かまくらにはゴザや座布団が敷いてありますが、いろんな人が上がってくるので濡れて冷たいかまくらもあります。できれば、デニムじゃなく防水性のあるスキーウェアやアウトドア用のパンツがおすすめです。
もちろん、インナーには上下ヒートテックは絶対に着た方がいいですからね!
夜なのでほとんど人の顔なんて見えません。というか人のことより景色をみんな楽しんでいるのでオシャレよりも寒さ対策です。
寒いと全然楽しくないのが雪まつりですからね。
横手かまくら祭りで水神様へのお賽銭の金額とやり方は?
せっかく、横手市までかまくらを見に来たのですから、かまくらにも入りましょう。
かまくらの中には女の子がどてらを着て昔風に雰囲気を出して、火鉢で餅を焼いてくれます。甘酒も飲めます。
ただ、かまくらの奥の水神様にお賽銭をあげないとだめですよ~
無料じゃないですから。
お賽銭ってどのくらいあげたらいいのか迷う人もいるかもしれませんが、僕は500円としています。しかも百円玉だけを持っていくと、何枚も挙げている感じになるのでおすすめですよ。500円玉だと一回でちょっと寂しいです。
かまくらの中を覗いてみると女の子が秋田の方言?なのかわかりませんが、何か話しかけてくるので、そうしたら中に入りましょう。
中に入ったら水神様が祭られている祭壇にお賽銭をあげます。
そうすると火鉢で焼きもちや甘酒をごちそうしてくれますよ!
火鉢で餅を焼く光景なんて子供は見たことないので、楽しいと思いますし、焼いているあいだ女の子と地元の話で盛り上がりますよ。 意外ですが、かまくらの中は暖かいです。不思議ですね。
あと余談ですが、正直かまくらは一か所みれば十分です。
全部同じ形ですからね。
それと、かまくらの中にいる女の子が小さい子だと人気で人だかりになってますね。
インスタ映えするのかわかりませんが、写真を撮っている人もかなりいて混雑しています。
僕は二葉町の小さいかまくらがいっぱい並べてあって明かりがともっている会場が好きです。幻想的な風景でその場所は時間が止まっているかのような雰囲気なんですよね。
まとめてみると…
- 無料駐車場はたくさんあるので満車になることもないでしょう。
- 巡回バスは混んでいて乗れないこともあるので歩いて向かうのもあり
- 服装は完全防寒で足元を特に暖かくすること
- お賽銭は100円玉で5枚だとお振る舞いが豪華になるかも?!
これが本当の雪まつりって感じの横手です。
450年の歴史がありますからねー
祭りの内容は夜に明かりのともったかまくらや焚火しながら料理を頂く感じです。
かまくらは100基ですからね!
そんな多くのかまくらって見たことないからびっくりすると思います。
それと、かまくらの中だけでなく街中のいたるところで焚火して人が集まっているところがあるので、何かと思って近寄って行ったら、お賽銭のようにお金を払うと醤油や味噌をつけたきりたんぽやウインナー、甘酒など好きなものをもらえるので、一緒に自分で焼いて食べて暖をとることができます。
秋田の人ってよそ者とか関係なく接してくれるので、ほっこりするんですよね♪
でも、方言で何言っているのかいまだに理解できませんが・・・
顔は笑っているので何か面白い冗談を言っているんだろうとは思っています。
関東にはない温かみがあるので東北の祭りは好きですね。
この記事が横手かまくら祭りに行く人の参考になってくれればうれしいです^^
それでは事故に気を付けて楽しんできてください。