身内に不幸があった年は自分から年賀状は出しません。
では、玄関のお正月飾りやおせち料理はどうしますか?
初詣は行ってもいいのでしょうか?
即答できないのならば最後まで読んでみましょう。
身内に不幸がある時はあなたにも必ず来ます。
日本人として覚えておいた方がいいでしょう。
正月飾りは身内に不幸があった場合、避ける?
「身内に不幸があった」ということは「喪に服す」状態だと思います。
いわゆる「喪中」というやつ。
身内に不幸があって強い悲しみの中にいる状態です。
祝い事をする気力もない。新年を喜ぶ気にもなれない。
亡くなった故人を想い、イベントごと慎む。
この状態が「喪中」です。
このため年賀状も出さない(出す気にもなれない)
「新年あけましておめでとう!」なんて気力もない状態で正月飾りを玄関に飾りますか?
喪中であれば年賀状も出さないし、正月飾りも飾らないのが普通です。
これは身内が亡くなって悲しいという心理状態が先にあるからこその結果です。
祝い事をしたくない、する気にもなれない状態が喪中です。
なので正月飾りも避けるのが妥当でしょう。
参考までに例えばですが、もしあなたの家が喪中の年に友達から年賀状が来たらどう対処すればいいかわかりますか?答えはこちらの記事にまとめました。
→「喪中時に年賀状が来たらどうする?」について書いた記事へのリンク
では、おせち料理や初詣も避けるべきなの?
喪中でのおせち料理や初詣は行っても大丈夫?
避けるべきというか、身内に不幸があったら、そんな気持ちにならないです。
確かにその年の2月に不幸があれば、年末には気持ちも晴れることもあるでしょう。
でも日本のしきたりとして、その年は喪に服するのが基本です。
新しい年を迎え、福の神である歳神様に正月飾りで家に招き、お供えとして鏡餅やおせちを授けるという言い伝えがあります。
歳神様は「不」を嫌い避けます。
身内に不幸があった場合は祝い事は控えます。よって正月の祝いの料理である、おせち料理も正月飾り同様に避けるべきでしょう。
また、お雑煮も避けるのが普通です。
喪中に初詣は避けるべき?
喪中のときは初詣も避けるという人が多いのではないでしょうか?
お正月は基本、祝い事です。
祝い事の新年会の中に初詣も入りますからね。
初詣も喪中であれば避けるべきです。
わかります、わかります。その気持ち。
だったら正月三が日を避けて初詣したらどうでしょうか。
さっきも言いましたが、これは不幸があった時期にもよると思います。
ここからは僕個人の意見ですが、仮に2月に不幸があって喪に服して、やっと12月に気力が元気が出てきたのに喪中だからと言って我慢して初詣も行かないというのはどうかと思いますよ。
要は自分の気持ち次第ってこと。
さすがに正月飾りやおせち料理などの祝い事は避けるべきだと思うし、不幸があった時期が冬に近いのであれば初詣する気力もないでしょう。
ただ、あなたが初詣で良い年にしたいと思っているのなら、三が日を避けて初詣するのはいいと思います。
どうしても喪中にこだわるのならば、初詣も避けるべきだし、初詣は別物と考えるならば
行ってもいいだろうし、ルールなんてないのです。初詣に行ったから罰が当たるということでもないです。
まとめてみると…
- 「喪に服す」の意味を考える
- 正月飾りは避けるべき
- おせち料理も控える
- 初詣も基本避ける