妊娠中は妊婦さんに様々な体の変化が起きます。
味覚が変わったり、つわりで気分が悪くなったりなどはよく聞きますが、その中でもまれにあるのがよだれつわりです。
よだれつわりは唾液が止まらなくなってしまう症状であり、妊婦さんで困っている方もいるのではないでしょうか?
よだれつわりですが終わらない原因があります。
原因とかいつ終わるのか知りたいよ…
ここではよだれつわりが終わらない原因やいつまで続くのか、そしてよだれつわりの終わり方について詳しく解説をしていきたいと思います。
よだれ・つわりが終わらない原因とは
よだれつわりですがどうして終わらないのでしょうか?
結論から言えば、その理由としてはストレスや消化機能の低下が考えられます。
お腹に赤ちゃんができると、妊婦さんの体は胎児に栄養を送りようにします。そうなると、消化機能の多くは赤ちゃんの栄養の方に注がれてしまいます。
やはり命を生み出すのはすごいエネルギーが必要なのですね。
その結果、胃腸の機能が落ちてしまい、その機能を補助するために、よだれが多く出る、よだれつわりの症状が出るとされています。
また胎児に栄養を送る以外にも、妊娠やつわりによるストレスによって消化機能が落ちてよだれつわりが終わらないということもあります。
ただこれらはそのような説ということであって、必ずそうとは限りません。
妊婦さんによってはよだれつわりが発生しないという人もいますので、これらは体質による部分が大きいでしょう。
よだれつわりっていったいいつまで続くの?
よだれつわりですが、いつまで続くものなのかですが、こちらも人それぞれの体質によります。
調べによると、一番多い割合としては妊娠4ヶ月程度で終わる人が多いです。
ただ、期間としてはばらつきが大きく、妊娠1ヶ月で終わる人もいれば臨月までよだれつわりが続く人もいます。
よだれつわりは病気というわけではないのでうまく付き合っていくことが大事になります。
よだれつわりの対策としては以下のようなことがあります。
水分を取る
水分を取ることでよだれつわりを紛らわすことができます。
また唾液であっても体から水分が抜けている状態になるので、脱水症状を防ぐ役割もあります。
体を温める
体を温めることで免疫機能を高めて、消化機能も回復することができます。
上記の水分を取ることを合わせて、温かい飲み物を飲むのもいいでしょう。
適度な運動をする
妊婦は過度な運動は避けるべきですが、軽い運動は推奨されています。
医師の判断を仰ぎながら、少しでも体を動かして、体を温めたりストレスを発散するようにしましょう。
ペットボトルを持ち歩く
街中でもよだれつわりが止まらないという時はペットボトルに入れるようにしましょう。
よだれつわりがひどい人の場合、1日で1Lほどのよだれが出てしまうこともあります。
つらくて喋れないということもありますので、うまくよだれを捨てるケースを持ち歩くようにしましょう。
よだれつわりの終わり方
よだれつわりの終わり方ですが、その終わりかたも体質によります。
基本的にはだんだんとよだれの量が減ってきて、そのうち気がつかないうちに終わっています。
なのでよだれつわりが辛くてもそのうち終わると思ってうまく付き合っていきましょう。
妊婦さんの症状というのは赤ちゃんを守るためのものです。
ですので体に異変が起きても無理に治そうとせずにうまく付き合っていくことが大事になります。
そして、どうしても体の不調が辛かったら医師に相談をした上で、自分なりの対処法を試してみてくださいね。
まとめ
よだれつわりですが、妊婦さんの体質によって終わらない原因も違います。
妊婦さんによってはよだれつわり自体が出ないこともあり、対策も人それぞれです。
体を温めたり、適度な運動をして免疫機能を高めたり、ストレス発散をして、よだれつわりの対策をしましょう。
よだれつわりなどの症状は赤ちゃんを守るためでもあります。
無理に治そうとはせずにうまく付き合っていくようにしてくださいね。