例年梅雨明けといえば、7月の中旬ぐらいのイメージがある人が多いと思います。
しかし、そもそもどうなったら梅雨明けが宣言されるのでしょうか?
また、梅雨明けを宣言しない時もありますがどういう理由があるのでしょうか?
ここでは梅雨明けの条件について解説をしていきたいと思います!
梅雨明けの条件はこうです。
梅雨明けは気象庁が発表をするのですが、梅雨明けの条件に従って発表をしています。
「梅雨明けには条件があるんですね…」
では梅雨明けの条件を解説していきます。
梅雨明けの条件は、
というものになっています。
なんだかちょっとわかりにくいですね…( 一一)
ようは晴れが7日間連続で続かないと梅雨明けとは言えないということですね。
ということは…よほどじゃないと梅雨明け宣言できないわけか…
でも実際、梅雨入りや梅雨明けの判断というのは非常に難しいです。
梅雨に入ったと思ったら晴れが続いたり、梅雨が開けたと思ったら逆に雨がまた降り続いたりということはよくあります。
「晴れも続いたし、そろそろ梅雨明けじゃね?」
なんて簡単に梅雨明け宣言した途端、土砂降りになったら世論の批判の的になるので、そう簡単には梅雨明け宣言できない事情もあるのではないでしょうか?
だから気象庁は100%確実に今後しばらく雨は降らないだろう!って確信するまでは梅雨明け宣言しません。
梅雨明けはレジャーなどの予定にも関わりますし、早く知りたいですよね?
でも、上記のようなバッシングも予想されるので、梅雨明けは自分なりに判断したほうがよさそうです。
少なくとも私はそうしています。
梅雨明け時期、例年だとこの日です。
梅雨明けですが、年によって多少前後はありますが、だいたいの日にちはわかりますよね。
例年の場合、
- 沖縄は6月20日頃
- 関西は7月15日頃
- 関東は7月20日頃
- 東北は7月28日頃
といったぐあいになっています。
しかし、これらは例年の傾向なだけあって、その年の気象によって大きく変化します。
例えば関東は2019年は7月24日の梅雨明けでほぼ例年通りの梅雨明けとなりましたが、2018年は6月29日という非常に早い梅雨明けになりました。
また梅雨明けと言っても、上記のようにまた雨が続いて梅雨明けが取り消されるということもよくあります。
特に近年は異常気象も続いていますので、さらに予想もつかない日が続いています。
いつしか、梅雨そのものがずれ込んだりなくなってしまうなんてことも、なきにしもあらずですね。
梅雨明け宣言しない年もある理由
例年梅雨明けの時期になると、梅雨明け宣言をされるイメージがあると思いますが、じつは梅雨明け宣言されない年もあります。
ちょっと前もそんな年がありましたよね?
これは一体なぜなのでしょうか?
結論から言うと、梅雨明けの宣言というのは上記の通り非常に難しいからです。
梅雨明け宣言の発表は上記のような条件のもとに気象庁が発表をします。
しかし、天気予報でこの条件に当てはまらないけど晴れがある程度続いたり、逆に当てはまった後に雨が降るなんてことはよくあります。
その度に梅雨明けの宣言をして、撤回をしていたら混乱をしてしまいますよね。
ですので、あからさまに晴れが続いて、梅雨明けだと判断できれば梅雨明け宣言の発表をしますが、そうでない場合は気象庁は梅雨明け宣言をしません。
そして、そうしているうちになんか夏が来ちゃった、なんてことは実はよくあります。
また、立秋(8月7日)を過ぎても梅雨明けしない場合は、その年は梅雨明け宣言を気象庁はしません。もうそのころにはお盆時期で梅雨明けとか正直関係なくなりますからね( 一一)
そのほかにも梅雨明け宣言をしないうちに梅雨がやって来た場合ですが、梅雨明けはなしになるのでしょうか?
これは違います。
気象庁は梅雨明け宣言を発表するにしないしてもだいたい9月ごろに、その年の正式な梅雨明けの日を記録として発表をします。
ですので、あとから判断をして、この日が梅雨明けとします。のような形で記録には残っていくのですね。
なんかズルい感じもしますがね(-_-メ)
まとめ
梅雨明けの宣言って気象庁には頭の痛い業務かもしれませんね。
私達からすると梅雨明けをすぐに発表してほしいと思いますが、実際発表をするとなると色々な条件があるのですね。
梅雨が終わると本格的な夏が始まります。
早く梅雨が開けてカラッとした夏の中でお出かけやレジャーを楽しみたいですね!