秋のイベントといえば、お月見ですよね。
中秋の名月の日に行われるお月見は綺麗な月を見ながらお団子を食べるなど、毎年楽しみにしている人も多いのではないでしょうか?
そんなお月見ですが、由来については知っていますか?
もし知らなくて、子供にお月見について聞かれて知らなかったらちょっと恥ずかしいですよね。
ここでは、お月見を子供に伝える秘訣を解説したいと思います!
お月見行事を上手に子どもに伝えるには
お月見行事を上手に子供に伝えるにはどうしたらいいのでしょうか?
なかなか難しそうですが、まず根本的に自分がお月見行事を知っていなければ意味がありません(-_-)
ですので、まずは自分がお月見行事について詳しく知るようにしましょう。
まずは基本的なことからですが、昔の人は月に神様が住んでいると考えていました。
また、月が綺麗に見える中秋の名月の頃には、稲の収穫シーズンを迎えます。
このことから、月には農耕の神様がいると信じられており、収穫への感謝と来年の豊作を祈願してお月見行事が行われます。
また、お月見行事の際に、団子を食べる理由としてはズバリ団子が月に似ているからです。
月に似た団子を食することで、月の神様のご利益をもらい、健康に過ごせると信じられていました。
また、お月見行事の際にはススキを飾ることもありますが、どうしてかわかりますか?
それはススキは稲に似ているからです。
月の神様に感謝をするために稲を飾りたいですが、お月見の頃にはまだ稲は収穫されていません。時期的にちょっと早いんです。
そのため稲に形が似ていて、ススキが飾りづけされるようになりました。
このようにお月見が好きといってもしっかりは知らないことが多いと思います。
お月見を子供に伝えるようにするためにはまずは自分がしっかり理解するようにしましょう。
お月見の由来を子供向けに話す
また、お月見の由来を子供向けに話す際ですが、どのようにしたらうまく伝えることができるでしょうか?
子供向けに話す際には、月にまつわる古典を交えながら話すと良いでしょう。
月は古くより神聖なものと考えられていました。
月に神様がいると考えられていたのと同様に、月には言い伝えも多くあり、その証拠にかぐや姫や羽衣(はごろも)伝説など、月にまつわる古典は昔から多くあります。
これらを交えながら話すと、子供でも昔から月は神聖なものというのがわかりやすいでしょう。
そして、その神様のご利益をもらうために、月に似ているお団子を食べるというのもわかりやすいと思います。
子供にとっては花より団子ならぬ、月より団子であまりピンとこないかもしれないですが、それでもお月見を楽しんでもらえれば、そのうちわかってくるでしょう。
ところでお月見っていつ?
お月見ですが、今年はいつなのでしょうか?
2020年は10月1日になります。
お月見は十五夜とも言うことがあり、9月15日に行うのではないの?と思われる方がいるかもしれません。
しかし、これは便宜的にそう呼ばれているだけであり、お月見の日が毎年9月15日になるわけではありません。
お月見ですが、中秋の名月と呼ばれるように満月の日を指します。
月の満ち欠けは地球の公転の影響を受けますし、毎年時期も当然変わります。
ですので、お月見の時期は毎年9月の中旬から10月上旬に変動をするのですが、2020年は10月1日になるのですね。
毎年変わりますし、忘れないようにするためにも、事前にしっかりお月見の日は調べておいてくださいね。
まとめ
子供に急にお月見について聞かれて何も知らないのもちょっと恥ずかしいですね。
ですので、お月見の由来はぜひ知っておきましょう。
そして、子供に話す際には、月にまつわる古典を交えながら説明すると聞いてもらえると思います。
お月見は秋の涼しい夜に綺麗な月を眺める素敵なイベントです。
ぜひ、今年のお月見を楽しんでくださいね!