夏になるとお盆もありますし、お供え物をする機会が増えると思います。
お供え物自体は定番はお菓子が多いですし、それで問題はありません。
しかし、毎年お供え物をする場合、毎年お菓子というのもなんだか味気ないですよね。
お供え物でお菓子以外だとなにがいいのでしょうか?
また、お供え物をいつ食べたり、下げるタイミングも合わせて知りたいですよね。
ここでは、お供え物について詳しく解説をしていきたいと思います。
お供え物はお菓子以外だとなにがいい?
お供え物ですが、定番はお菓子です。
ただ、お供え物に決まりがあるわけはないので、基本的にはなんでもいいです。
ではお供え物でお菓子以外だとなにがいいのか解説していきたいと思います。
線香セット
お供え物ですが、線香もお菓子以外だと人気です。
線香は仏壇では使いますし、お供え物としてあげると無駄にはなりません。
お供え物用の線香セットも売っていますし、可愛いデザインになっているものも多いので、ご先祖様も喜んでくれるかもしれません。
ドライフラワー
お供え物としては植物も人気です。
特にドライフラワーでしたら、すぐに枯れることもないですし、仏壇周りを華やかにしてくれるので喜ばれますね。
花の香りに包まれてリラックス効果もあります。
もちろん仏壇にお供え物をする場合でもいいですし、お墓参りでもドライフラワーや花は定番です。
お盆の時期には多くの花が出回るので見繕ってもいいですね。
ただ、お供え物として香りの強すぎるものは適さないとも言われています。
ですので、うまく場にあった花のお供え物を選ぶようにしてくださいね。
ジュース
お菓子以外のお供え物としてはジュースもありです。
小さい缶ジュースはお供え物としても置いておきやすいですし、その後の片付けも楽です。
お供え物に限らず、お中元にもジュースは選ばれがちですが、それも多くの人に喜ばれるからですね。
このように、お供え物は物でもいいですし、缶ジュースなどお菓子以外でも全然構いません。
基本的には置いておきやすく、すぐに腐らないものを選べばOKですし、ご先祖様も子孫がくれたものは嬉しいと思います。
気負いなく自分が良いと思ったものを選んでくださいね。
お供え物はいつ食べるのか
お供え物ですがいつ食べるのが正解なのでしょうか?
結論から言えば、明確な決まりというのはありません。
お供え物を置きっぱなしにしたら腐ってしまいますし、そんなことをしたら罰当たりです。
ですので、頃合いを見て食べ物の場合は食べる必要があるのですが、いつ食べるかはお供え物次第です。
お供え物が日持ちをしない物の場合は、お参り後にすぐに食べても構いませんし、日持ちがするお菓子の場合、2,3日置いてもらっても全然大丈夫です。
お寺によってはお供え物を放置しないで、「持ち帰ってください」となっている場合もあるので注意したいですね。カラスがイタズラしてその場を散らかすこともあるようですよ。
また、お供え物の場合はとにかく腐らせてしまうのが一番いけません。
ですので、せっかくのお供え物をムダにしないように臨機応変に対応をするようにしてくださいね。
お供え物下げるタイミング
食事に限らず、物の場合はお供え物を下げるタイミングはいつなのでしょうか?
こちらも明確な時期は決まってません。
線香であったりする場合は、お参りをする時に使えばいいですし、花もある程度飾ったら花瓶に移していただいても大丈夫です。
花を枯れてからも放ったらかしにしているのはさすがにまずいですが、それ以外でしたら基本的にはお好きなタイミングでお供え物は下げるで大丈夫ですよ。
まとめ
お供え物はお菓子が定番ですが、それ以外でも問題はありません。
線香や花、ジュースなどでも大丈夫です。
ただお供え物して、それを放ったらかしにして腐らせてしまうというのは避けましょう。
日持ちがしない物でしたらすぐに食べる、日持ちがする物でも頃合いを見て食べるなどして腐らせないようにしてください。
そして、しっかりとご先祖様にご挨拶をするようにしてくださいね。