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千歳飴(ちとせあめ)の歴史起源由来とまずい硬い意味を調べてみた。

千歳飴の袋

 

秋にあるイベントといえば、七五三ですね。

 

七五三自体は11月15日に決められていますが、基本的には11月ぐらいにお参りをすればOKです。

 

そんな七五三ですが、七五三の時に子供にもらえるものといえば千歳飴ですよね。

 

この千歳飴ですが、どうして七五三の時に子供にもらえるのでしょうか?

また好みにもよりますが、正直千歳飴って硬いしあまり美味しいものではない…

 

ここではそんな千歳飴の歴史や意味について解説をしたいと思います。

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もくじ

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千歳飴(ちとせあめ)の歴史・起源

まず千歳飴ですが、なぜ七五三の時にもらえるのでしょうか?

 

千歳飴の歴史や起源について解説をしたいと思います。

 

七五三ですが、これは古くは室町時代から行われていました。

 

当時は当然ですが、今より医学が発達していなかったので、乳児の死亡率は非常に高かったようです。

 

ですので、今のように当然のように子供が生きられるわけではないので、乳児期を健康に生きられたお祝いとして7歳、5歳、3歳でそれぞれお祝いをしたのが七五三の始まりです。

 

それが今でも子供の健康と成長を祈って残っているといった感じです。

 

そして七五三の時にもらえるのが千歳飴ですよね。

 

千歳飴ですが、名前に「千歳」が入っているように、長生きをして欲しいという願いを込められて作られたものです。

 

当時は飴は高級品でした。

 

そんな飴を子供にあげるということで、それだけ無事に七五三を迎えられたことがお祝いだったのですね。

 

また、千歳飴を入れる袋にも、「寿」や「松竹梅」、「鶴亀」が書かれていることが多いことから、お祝いと長寿への願いが込められていることがわかりますね。

 

千歳飴はまずいというレビューが多い

そんな千歳飴ですが、願いとは裏腹に子供にとってはあまり美味しくない、正直まずいというレビューが見られます。

 

また大人が食べた場合もまずいと感じるかもしれません。

 

千歳飴の場合は、昔ながらの作り方をしており、今のような甘味料が使われてません。

 

ですので、砂糖の甘さがダイレクトにくるので、まずいと感じてしまうこともわかります。

 

千歳飴がまずくて、子供が食べてくれない、消費できないという場合は、千歳飴は溶かして砂糖代わりに使うという手段もあります。

 

最終手段ですが、ぜひ活用してみてくださいね。

 

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千歳飴が硬いのには理由ある?

千歳飴ってかなり硬いですよね。バッキバキに固いです。

 

これには理由があるのでしょうか?

 

結論から言えば、千歳飴が硬いのはその製法に理由があります。

 

千歳飴の製法としては昔ながらのさらし飴という製法になってします。

 

こちらの製法は熱した水飴を冷まして、何度も引っ張って空気を含ませて硬くしたものになります。

 

さらし飴の製法はYouTubeなどで検索すれば出てきます。

テレビなどでも見たことがあるかもしれませんね。

 

そして固まった飴を棒状に成形したものが千歳飴です。

 

金太郎飴も同様の方法で作っていて、とても硬いですよね。

 

ですので、製法として硬くなってしまうだけであり、千歳飴が硬いからといって、長寿などの願いが込められているわけではありません。

 

千歳飴を食べる際には、硬いので包丁で切るのも一苦労です。

 

その際は包丁の背やハンマーで砕いて、一口サイズにして食べるようにしましょう。

 

また上記の通り、一口サイズにしたものを砂糖代わりに料理に使うのもいいでしょう。

 

せっかくの千歳飴ですから、最後まで無駄にしないようにしてくださいね。

 

まとめ

千歳飴ならびに七五三の歴史は古く、昔から子供の健康と長寿を祈るものでした。

 

また、千歳飴がまずい、また硬いのは昔ながらの製法で作られているからですね。

 

七五三は子供にとっては晴れ着を着てお祝いをしてもらえる楽しい行事です。

 

ぜひ可愛いお子様のために、思い出に残る七五三になるようにしてあげてくださいね。

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