お盆は古くから日本に伝われる伝統行事ということで、地方によって様々なお盆の形があります。
そんな地方のお盆でも有名なのが長崎の精霊流しですね。
長崎の精霊流しは独特の雰囲気があり、多くの観光客も訪れる夏の風物詩です。
しかし、そんな長崎の精霊流しの費用や船の作り方などを知っている人は少ないと思います。
ここでは、長崎の精霊流しについてや雨の場合、船の作り方について解説をしたいと思います。
長崎・精霊流しの費用は意外に安いのか?
長崎の精霊流しですが費用はどれくらいなのかわかりますか?
調べてみると費用はピンキリですね( 一一)
値段は1万程度のものから、100万円以上するものとかなり幅があります。
ただ高価な船は町内で代々伝わるものであったりするので、個人だと数万円程度の費用になります。
神輿の近いものを数万円で買えると思えば安いのかもしれませんね。
知っている人はわかると思いますが、長崎の精霊流しは厳かに行われるというよりは、花火や爆竹を使って大変賑やかに行われます。
そして、その中でも精霊流しは家庭であったり、町内で精霊船を作り、みこしのように町内を練り歩いていきます。
そして町内を町を練り歩いたら、最終的には波止場で解体をするという流れになっているそうです。
実際の精霊流しのにぎやかさや混雑状況が確認できる動画がありますのでどうぞ。
100万円かけて精霊船を作ってもらい1日で壊すってどうなの?と思ってしまいますが、これが長崎の伝統行事なんですね。すごいな。。
長崎精霊流し 雨の場合は中止か?
長崎の精霊流しですが雨の場合は中止にはなりません。雨の場合でも決行をされます。
長崎でお盆の時期は雨が降りにくく、近年では雨が降っていなく、問題なく開催をされているそうです。
また雨が降ったとしても精霊船を作るには手間もかかっており、故人を偲ぶ思いも詰まっていますので、そう簡単には中止にはできません。
ですので、基本的には雨天決行になるのですが、災害級の豪雨の場合はそのようなケースが近年はありませんのでわかりません。
ただ、台風直撃などで警報が出ている場合は、流石に精霊流しも中止になる可能性が高いでしょう。
長崎精霊流しの場合は花火や爆竹などを鳴らしながら町を練り歩くので大変賑やかです。
しかし雨が降ると、それらが使えなくなるので少し寂しい印象になってしまいます。
やっぱり長崎精霊流しは晴れて賑やかに行って欲しいですね。
精霊流しの船の作り方
精霊流し船の作り方は、しら竹や合板、ワラなどを合わせて作っていきます。
本当に船を海に出すわけではないので見た目がそれっぽい感じなれば問題はないのですが、それでもサイズも大きく、素人で作るのは正直かなり大変です。
ですので、オススメとしては精霊船の組み立てキットを使いましょう。
こちらはプラモデルのようになっていて、説明書を見ながら組み立てるだけで簡単に精霊船を作ることができます。
これだけでも本格的なものが作ることができますし、あとはその中で花や故人の名前などを入れてあげるとより自分たちの精霊船らしくなります。
実際に船を作っている動画を見ると、ちょっと個人で作るのは気合が入るなぁーって感じますよ。
ただ2m以上の精霊船を作って練り歩く場合は最寄りの警察署で許可をもらい、講習にも参加する必要があります。
まぁ道路は公共のものですし、安全に精霊流しを行うためにも仕方がないですね。
業者に頼むとお金がかかるので、もし時間があるのなら自分で精霊船を作ってみるのも夏の思い出になるかもしれませんね。
まとめ
長崎の精霊流しは賑やかなお盆の行事で多くの観光客が訪れます。
お盆は静かに故人に思いを馳せたり、お出迎えするみたいなイメージがあるかもしれませんが、長崎県のような賑やかなお盆も楽しくていいですね。
そして、長崎の精霊流しの際の精霊船は自作してもいいですし、組み立てるのもいいでしょう。また普通に購入もできます。
一度は実際に見てみたい日本の行事のひとつです。