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立冬の対義語(反対)はなに?意味や冬至との違いについて解説

立冬の対義語は

 

日本にはたくさんの季節がありますよね。

 

一般的なのは春夏秋冬の季節ですが、その中でもさらに季節を表す言葉があり、より暦の情景を伝えることができますよね。

 

そんな季節を表す言葉の一つに立冬(りっとう)がありますよね。

 

ここでは立冬の意味や対義語、冬至との違いについて解説をしていきたいと思います。

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もくじ

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立冬の対義語(反対)はなに?

まず立冬ですが、対義語は「立夏」(りっか)です。

 

立冬も立夏も二十四節気の中で季節を表す言葉になります。

 

二十四節気は四つの季節をさらに六等分する季節のことで、古代中国から日本に伝わりました。

 

二十四節気と言われてもあまりピンと来ないかもしれませんが、立冬や立夏の他にも春分秋分、夏至冬至など聞いたことがあるものも多く、意外と身近にあるのが二十四節気です。

 

そして立冬のちょうど真反対に位置する言葉が立夏になります。

 

立夏ですが、2020年の立夏はすでに過ぎていて5月5日頃になります。

 

ちょうど初夏の気持ち良い時期であり、立夏という感じからも夏の始まりという感じがする時期ですね。

 

なぜ5月5日頃という曖昧な言い方になってしまうのかと言いますと、立夏の日にちは毎年異なります。

 

それは暦を定める定気法と呼ばれる計算でこれらの二十四節気は決まって行くのですが、公転周期の都合上どうしても暦がずれてしまうからです。

 

ですので、立夏の時期は基本5月5日か4日、6日になります。

 

計算方法は複雑ですのでここでは割愛をしますが、2020年以降しばらくはずっと5月5日が続くのですが、まだまだ先のことですが2028年の立夏は5月4日になります。

 

まぁ基本的にはGWの頃だと覚えていれば全く問題はありません。

 

立冬の意味、食べ物について

ではその立冬の意味はなんなのでしょうか?

 

立冬は漢字からもわかるとおり、「冬が始まる日」とされています。

 

実際、2020年の立冬は11月7日であり、ちょうど寒くなり始める時期ですね。

 

二十四節気でも冬の六等分の最初に位置するのが立冬です。

 

この二十四節気ではある決まった時期には食べると良いものなどがありますが、立冬にはそのような食べ物はあるのか調べてみましたが、立冬にそのような食べ物はありません。

 

しかし、立冬の時期はちょうど秋。

 

梨や柿、サンマなどこの時期に旬を迎える食材は多数あります。

 

冬が始まる立冬の時期にぜひ旬の食材を美味しく味わってくださいね。

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立冬と冬至の違いについて

では立冬のような二十四節気の中でよく似た言葉で「冬至」(とうじ)がありますよね。

 

立冬と冬至はどのように違うのでしょうか?

 

立冬ですが、上記のように冬の始まりを表します。

 

冬至は冬に至るとはありますが、これは「寒い本格的な冬が始まる」という意味になります。

 

そして2020年の冬至は12月21日になるのですが、この日は一年で最も日が短い日になります。

 

逆に考えると冬至を過ぎるとだんだんと日が長くなってくるので、ワクワクしますよね(^-^)

 

参考までに全国主要都市の冬至の時期の日出時刻、日の入り時刻を挙げておきます。

 

都市名 日出 日入り
札幌 7:03 16:03
仙台 6:50 16:20
東京 6:47 16:32
名古屋 6:57 16:45
大阪 7:02 16:52
福岡 7:19 17:15
沖縄 7:13 17:44

 

面白いのは札幌市よりも仙台市のほうが朝の日出の時間が早いのに、夕方の日の入りが長いことです。同じように東京もそうですよね?(仙台より日出が早い)

 

これは位置が関係しているので微妙に時間差ありますが、昼の長さはやっぱり南のほうに行くほど長くなります。

 

冬至といえば「ゆず」ですが由来は?

冬至の日ですが、冬至と言えばゆず湯ですよね。

 

立冬にはこのようなイベントはありませんが、冬至にはあります。

 

しかし、どうしてゆず湯に入るのでしょうか?

 

まず冬至ですがこれは「湯治」とも呼べます。

 

そしてゆずは「融通」と考え、冬至の日にゆず湯に入ることで、身を清め運気を呼び込むという考えからゆず湯に入るようになったとされています。

 

こういうダジャレのような理由だったのですね(-_-;)

 

しかし、実際ゆず湯には冷え性予防や美肌効果もあります。

 

冬至の後はさらに寒い冬がやって来ますから、ゆず湯に入って体を温め冬を乗り切るというのは理にはかなっているのですね。

 

まとめ

「立冬」の対義語は「立夏」、そして立冬は冬の始まりを表す言葉でした。

 

そして、立冬と冬至の違いですが、立冬は冬の始まりを表し、冬至はこれから本格的な冬が始まるのと同時に、一年のうちに最も日が短いことを表します。

 

このように二十四節気では様々な季節を表す言葉があります。

 

それぞれに細かい意味や歴史がありますので、興味がありましたらぜひ調べてみてくださいね!

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