春になると様々な花を見て楽しみたくなりますよね。
そんな中でマーガレットはとても親しみやすい花です。
でも、どんな花でもいつかは枯れてしまいます。
マーガレットが枯れたら復活できるの?
大丈夫!復活できます。
でもできればマーガレットが枯れたらさみしいので枯れないように気をつけたいですよね。
この記事では復活させる方法、枯れる原因、枯れそうになったら何をしたらよいのかを解説します。
マーガレットが枯れたら復活できる方法
では、マーガレットが枯れたら復活できるのかについて紹介します。
結論から言いますと、枯れてしまったらその枝は復活はしませんので枯れた部分を切ってください。
枯れた部分は復活しませんが若返らせる方法はあります。
切り戻しと言う方法です。
では、切り戻しとはどのような事を行うのか説明します。
まずは伸びすぎた茎や枝を短く切ります。
この方法は開花期間の長い草花や成長しすぎた植物に適しています。
切り戻しの位置は芽や葉の少し上が良いでしょう。
そうすることで新しい枝が出やすくなります。
切り戻したところからわき芽が出てきて花数が増えます。
切り戻しの他に剪定(せんてい)、摘芯(てきしん)とありますが、やることが同じではないのかと思っている方にそれぞれ違いを説明します。
剪定とは見た目を整えて植物の成長を調整するために木や枝を切ることを言います。ですので、切り戻しは剪定の一種と考えて良いでしょう。
摘芯とは成長中の芽の先端を切ることによって、わき芽の成長を促す効果があります。
摘芯をする事で枝数が増え、花の数が増えます。
ただし、切り戻しと目的が違い、摘芯は芽の先端を切ってわき芽の成長を促す効果があり、切り戻しは短く切り詰めて株を若返らせる効果があります。
マーガレットが枯れる原因は何?
よくある原因として、風通しが悪い場所にあり日が当たらない、冬の寒さ、根詰まり、立ち枯れ病です。
風通しが悪く日当たりが悪い場所にあれば風通しの良い、日の当たる場所に移動しましょう。
マーガレットは根詰まりを起こしやすく、根腐れに注意しなければなりません。
根詰まりの原因として土の排水性に問題があるのかもしれません。
実際に土が黒く、水に濡れたらダンゴ状になったら排水性が悪い証拠になります。
マーガレットは多湿が苦手な花です。
水の代わりにメネデール希釈水をあげることで元気になることがあります。
立ち枯れ病は高湿度が原因になります。
水のあげすぎで高湿度でカビが生まれ、土の中で越冬、暖かくなると株が発生することで茎が褐色〜黒くなり枯れる原因となります。
4月〜11月の梅雨時期にも注意が必要です。
立ち枯れ病になってしまったら薬剤で治療する方法がありますが、先に発病した株を取り除き、土も取り除きましょう。
他にも栄養不足で下葉が枯れることがあります。
マーガレットはそれほど肥料を必要としませんので、肥料をあげすぎると葉ばかりになり、花付きが悪くなってしまいます。
肥料をあげるのであれば効き目が早い液体肥料を与えましょう。
固形肥料を与える場合は月に1回程度でいいでしょう。
それでも枯れてしまうのであれば植え替えてしまう方法もありあます。
植え替える場合は未使用の土を使います。
プランターの場合はプランターから根ごと抜いて、根から土を落として古い土を全て除去しましょう。
それから新しい土を入れたプランターに入れて水やりをしましょう。
マーガレットが枯れそうならまずやるべき事とは?
マーガレットが枯れてしまう前に何をしたら良いでしょうか。
マーガレットを増やす方法として挿し木をしてみましょう。
では、どうやって挿し木をするのか説明します。
まず、挿し木の時期ですが冬を避けていただき春か秋に気温が過ごしやすい時期にしましょう。
挿し木をする前に用意するものがあり、容器、挿し木用の土、ハサミ、爪楊枝、挿し穂、水揚げ用の小さな花瓶、発根促進剤が必要です。
手順として、新芽を10cm程度切り挿し穂にします。
挿し穂を水中で茎を斜めにカット、1時間ほどそのまま水上げをします。
発根促進剤を入れておくと発根しやすくなります。
容器に挿し木用の土を入れて水で湿らせます。
爪楊枝を使って挿し穂を差し込む場所に穴を空けます。
挿し穂の下葉を摘み取って、爪楊枝であけた穴に3cmほど入れて挿し木をします。
これで発根するまで風通しの良いところに置いておきましょう。
約1ヶ月したら根を確認して鉢上げをしてください。
マーガレットは茎が木質化するので株分けには向いておりませんので株分けで増やすのは難しいでしょう。
他にできることはプランターで栽培している場合は冬に室内に移動することです。
室内での水やりは少なめで大丈夫です。
まとめ
高温多湿を嫌うマーガレットです。
花が枯れてしまった場合はそのままにせずカットしておきましょう。
マーガレットは多年草なので上手に管理をすると毎年綺麗な花を咲かせてくれます。
多少育てるのにコツが入りますが上手に育ててたくさんの花を咲かせたいですね。
沢山育ててどなたかにプレゼントするのも喜ばれますよ。