新潟県十日町雪まつりは昭和25年から開催されている日本で住民が中心となって初めて行われた雪まつりです。
「現代雪まつり発祥の地」と呼ばれています。
雪まつりというと北海道札幌雪まつりが有名ですが、「雪を楽しむ」ということでは子供には十日町雪まつりを見せてあげたいです。
場所が豪雪地帯、新潟県なので県内だったら車でいいけど、県外だったら新幹線や電車、バスの公共交通機関で向かった方がいいですよ。
車で向かう!という人のために道路の混雑状況や駐車場の状態を体験談とともに記しています。
車で行く人の参考になってもらえれば幸いです。
十日町雪まつりの駐車場は停められる?満車大丈夫?
十日町(とおかまち)雪まつりでは駐車場もちゃんと用意してくれています。
しかも無料ですよ\(゜ロ\)(/ロ゜)/
すごい良心的だと思います。
普通、祭りというと普段は無料駐車場なのにこの時だけ有料にして1台500円徴収したりする祭りもあります。でも十日町市は無料です。ありがたいですm(__)m
十日町が作成したこのプロモーションビデオを見てみてください。
4分ほどなのですぐに終わります。
なんか手作り感があってまつりに行ってみたいと思いますよ。
ほっこりします。
駐車場は以前よりは少なくなりましたが、7か所無料臨時駐車場を用意しています。
全部で1,000台以上は停められます。
全部の駐車場が満車になることはないです。過去にもないです。
だから少なくしたんだと思います。
会場は「雪上カーニバル」「雪の芸術作品」「おまつりひろば」と3つあります。
芸能人などが招かれてトークやイベント、花火を行う「雪上カーニバル会場」がやっぱり人気でその近くの「第3臨時駐車場」「第2臨時駐車場」「クロステン・キナーレ」から埋まっていきますね。
- 第1臨時駐車場(十日町建設会館、十日町地域振興局)
- 第2臨時駐車場(総合体育館)トイレあり
- 第3臨時駐車場(立正佼成会十日町教会)
- 第4臨時駐車場(創価学会十日町文化会館)
- クロステン・キナーレ(最終日のみ自家用車駐車可能、トイレあり)
- JA十日町臨時駐車場
- 十日町青果市場臨時駐車場
- 十日町セントラルパーキング第1駐車場(24時間営業ゲート式コインパーキング)
- 十日町セントラルパーキング第2駐車場(24時間営業ゲート式コインパーキング)
- 十日町交通センター(無料、30台駐車可能、近くに警察署あって安全)
7番までが臨時駐車場で無料です。8~10番目が穴場駐車場といえます。
一番カーニバル会場から近いのがセントラルパーキング第1と第2です。
料金はかかりますが、ガラガラです。すぐに停めることができます。
カーニバル会場まで徒歩15分程度です。
無料で徒歩30分ほど歩くか、600円ほど払って15分歩くかの違いです。
無料臨時駐車場は停めるために渋滞しているところもあるので、この辺はあなたが時間を取るか料金を取るかです。
カーニバル会場までの道は坂になっているので疲れるということを頭に入れておいた方がいいです。雪道の坂ということです。
十日町雪まつりの周辺道路混雑ぶりリアル体験談
十日町雪まつりの来場者数は30万人くらいです。
毎年、金土日の3日間でこの来場者数です。
そのうちの2割程度が車で行くと思います。
東京からは250キロも離れているので、東京方面からは新幹線や電車で来る人達です。
新潟県内や近隣県の人たちが車で来るのでしょう。
だから雪まつり周辺道路はそこまで混んでいません。
混んでいるといっても臨時駐車場を探す人たちの車だけです。
渋滞して全く進まなくなるとかの混雑はありません。
そこまで混雑するときは人気芸能人が出るイベントの時くらいです。
ただ十日町市に入るまでの国道253号線や117号線は高速道路を降りてから若干渋滞というか連なって車が走るということはあります。
関越自動車道・六日町インターチェンジ、北陸自動車道・上越インターチェンジからの253号線、上信越自動車道・豊田飯山インターチェンジからの117号線は雪の状態によって渋滞することも予想しておいた方がいいです。
特に山道が多い253号線は天気によっては時間通りに到着しなくなることも多いです。
豪雪地帯なのでニュースでも何度も見たことあると思います。
大型トラックが立ち往生して20キロ渋滞して全く動かなくなるとか…((+_+))
あの現場がこの十日町市周辺です。
近くの住民が渋滞して動かなくなった運転手におにぎりなどの食料を与えたりしているあの映像を見たことあると思います。
関越道から十日町まで渋滞なく来れば30分、上信越道からは1時間30分、北陸道からは1時間で来れれば大万歳です(/・ω・)/
大荒れの天気で雪がすごい、新幹線が動かないなんて天気のときには車で行くのはあきらめた方がいいですよ。立往生したらたまったものじゃないですから。
天気が悪い日は十日町市まで来るまでが大変なんです。
ちなみに、車で来るのなら折り畳みできるスコップを常備しておいた方がいいです。
雪でスリップして立ち往生している車もたまに見ます。
北陸の雪は北海道の雪と違って湿気のあるビチャビチャ雪です。
水を多く含んでいるので重みがあるし、一度雪でタイヤがはまると一人では脱出できなくなりますよ。
だけどスコップがあれば何とか脱出できます。
折り畳みで先のとがったスコップは常に車に積んでおきましょう。
十日町雪まつりでのおすすめの服装・靴とは?
先ほども書きましたが、北陸の雪はビチャビチャ雪です。
滑り止めも大事ですが、防水の方を注意した方がいいかもしれませんよ。
カーニバル会場へは入り口からは車両が入れないので、巡回バスの人も入り口で降りて歩かないとだめです。そして雪の坂道です。
融雪剤をまいているので若干溶けてはいますが、夜になるとそれが凍って滑ります。
なので、靴は滑り止めのある防寒靴または防寒長靴、ムートンブーツを履いている女性も多いので溝があれば大丈夫です。ただムートンブーツは表面がスエードなので防水スプレーをかけてこないと水がしみてきますよ。
とにかく、足先から冷えてくるので防寒靴にも暖かい中敷きを入れるのがおすすめです。全然暖かさが違いますから(*^^*)
滑り止めは後付けのアタッチメントがネットでも安く売られているので、靴に装着すると安心感が違いますよ。
あとは靴下は厚手のものを。できればアウトドア系の発熱する靴下がおすすめ。
僕はミズノのブレスサーモをよく履きます。高いですが保温性はユニクロには負けません。
インナーはユニクロのヒートテック系を上下。上はヒートテック二枚重ねがいいです。
アウターはお尻が隠れるダウンジャケット。ボアのフード付きだとなおよし。
パンツは裏地のある防寒パンツ。
ユニクロでも裏地にモコモコ素材のデニムがあるのでおすすめです。
スキーウエアや山登り用の服装なら完璧ですね。
頭には耳の隠れるニット帽、手袋、ネックウォーマーかマフラー、マスクもあると顔が暖かいです。寒がりの人はホッカイロを背中と腰、太ももにも貼ると完璧です。
とにかく体が冷えると花火なのでのイベントも楽しくないですよ!
早く帰りたい…という気持ちの方が優先してしまいますからね。
子供さんの服装も暖かくしてあげましょう。
十日町雪まつりに行って風邪を引いたとか嫌な思い出になってしまいますよ(*_*)
まとめてみると…
- 駐車場はカーニバル会場から近い方から埋まる
- 臨時駐車場が少なくなったので早く来ないと満車もあり得る
- 十日町市に入るまで渋滞の可能性もある
- 服装は防寒の完全武装がおすすめ
十日町雪まつりに来てみるとわかりますが、住民の方のおもてなし感が伝わります。
温かい甘酒や豚汁の振る舞いなど笑顔で迎えてくれるんですよね。
なんか住民主体で街をあげてのイベントなんだなって思います。
ギスギスしていないというか、ほっこりする雪まつりです。
雪像の規模など札幌には負けますが、僕は十日町雪まつりの方が好きです。
関東近辺で雪まつりは札幌遠いなぁ~って感じているなら、十日町雪まつりに行ってみると良いです。花火とか感動しますよ。
事故だけには気を付けて楽しんできてください♪