近年、シェアハウスの需要が増えています。
実際、うちの娘もシェアハウスに住んでいます。
実家に帰省した時にいろいろシェアハウスの状況や住み心地を聞いているのでシェアしたいと思います。
メリットデメリット、選ぶうえでの注意点など、これからシェアハウスに住もうか検討している人の参考になると思います。
実際に住んで感じたシェアハウスのメリット
うちの娘が東京に上京して初めての一人暮らしするということで、まず最初に候補に挙がったのがシェアハウスでした。
一人暮らしするにあたり、どうしてシェアハウスが候補に挙がったのかというと、こんなメリットを期待してです。
- 家賃が安い
- 防犯対策
- 寂しくない
- 光熱費を気にする必要がない
- 家具・家電備え付け物件が多い
- 初期費用が安い
これくらいでしょうか。
ひとつづつ見ていきましょう。
- 家賃が安い
家賃は月に5万円以下を想定していました。
東京都港区まで通うので通勤時間1時間以内と考えると東京23区内がベストですよね。
東京23区外の八王子や埼玉、川崎市などでも月5万円以下はちょっと厳しいです。
東京での一人暮らしで月5万円以下の家賃となると、お風呂無しトイレ共同は当たり前。
お風呂トイレが個別にあったとしても築年数30年とかです。見た目がぼろいアパートになります(+_+)
女性の一人暮らしであればオートロックは最低限欲しいかな。
家賃が5万円以下でオートロックとなるとシェアハウスでしょう。
シェアハウスだと都心でも月5万円以下の家賃は豊富にあります。
ちなみにうちの娘は4月から探したので時期的なこともあって、すでに空室も少なくて葛飾区のシェアハウスに決めました。家賃総額48,000円です。(共益費・光熱費・火災保険込)
これはアパートと比較すれば一目瞭然です。ざっくりとですがアパートとの家賃の比較をした記事を別ページにまとめたので時間が空いたときに目を通してみてください。
想像しているよりもシェアハウスの方が格安だと気付くでしょ?
- 防犯対策
常に家に誰かがいる安心感はシェアハウスのメリットでしょう。
夜帰宅するときに電気が点いている安心感は一人暮らしすればよくわかりますよ。
特に女性は安心するでしょう。
シェアハウスに帰宅すると誰かしら、共有スペースで料理していたり洗濯していたりします。家に帰っても一人じゃないという安心感と防犯上も安心ですよね。
あ、ちなみに娘のシェアハウスは女性限定で男子禁制。
10人で住んでいます。
そして、管理人常駐です。管理人さんはシェアハウスのオーナーで40代の女性で一階に一緒に住んでいるというわけ。
女性限定で管理人常駐だったのですぐに決めたんです。
もちろん玄関はオートロックで2か所の防犯カメラで24時間録画監視。インターホンはモニターで監視。これで僕も安心して娘を東京に送り出せたんです(^-^)
- 寂しくない
常に誰かがいるという安心感が一番のメリットだと娘が言っていました。
孤独じゃない、部屋にいると共有スペースで誰かが料理を作っている。料理の美味しい臭いがしてくる…誰かがドライヤーを使って髪の毛を乾かしている。
東京で初めて一人暮らしするならば孤独感がないというのはシェアハウス最大のメリットじゃないでしょうか。
- 光熱費を気にしなくていい
シェアハウスはほとんど光熱費込になっています。だから電気代・ガス代・水道代を気にする必要がないです。
またWIFIフリーも今では基本です。ネット環境も気にする必要がない。快適♪
シェアハウスの人たちはエアコンも24時間つけっぱなしにしているようですね。特に夏場はエアコンを24時間点けていないと東京では暮らせないとも言ってました。
- 家具・家電備え付け物件が多い
シェアハウス物件は家具家電備え付けが多いので手ぶらで入居も可能です。
引っ越し費用がほとんどかからないです。
うちの娘のシェアハウスも冷蔵庫、テレビ、デスク、デスクライト、クローゼットラック、ベッド、エアコンとすでに設置してあったのでベッドの上の布団のみ持ち込んで入居しました。だから引越し費用は掛かっていません。
洗濯機も必要ないので、もしもシェアハウスから引っ越すときも手ぶらなので引越し料金節約できますね。
一人暮らしするときに家具家電を準備するのに一番お金がかかりますからね。この部分と引越し料金を節約できるのはメリット中のメリットです。
- 初期費用が安い
敷金礼金無し、更新料無しなどシェアハウスでは普通です。
娘のシェアハウスも初回入居のときには前家賃と日割り計算分の家賃と手数料の8万円弱ほどで済みました。
家具家電、引越し料金もかからないでしょ?めっちゃ安いです。
ここまでシェアハウスのメリットをザックリと書きました。
メリットばかりでデメリットはないの?ということで今度はデメリットを探してみましょう。
シェアハウスのデメリットをズバリ!
娘にシェアハウスのデメリットを聞きました。考えてもすぐにはデメリットは出てこないようでしたが、なんとか3つ出ました(;^ω^)
- 共有スペースが被る
- 生活音に気を使う
- 気軽に友達を部屋に呼べない
かろうじてこの3つです。
- 共有スペースが被る
キッチン、トイレ、お風呂、シャワー、洗濯機、乾燥機を自分の使いたいときに使えないときがあるそうです。
10人で共同生活していますからね、どうしても時間帯が被りますよね。
ちなみに共有スペースは
キッチン:1
トイレ:2(洋式水洗ウォシュレット)
お風呂シャワー付き:1(バスタブあり)
シャワー:1
洗濯機:2(無料)
乾燥機:2(一回200円)
洗面台:2(ドライヤーあり)
掃除機:1
炊飯器:2
電子レンジ:2
キッチンと洗濯機使用は23時以降禁止となっているようですが、そこまできっちり時間は守っていないそうです。さすがに深夜や早朝に使用する人はいません。
夜のゴールデンタイムや朝は共有スペースが若干混むそうです。ただそこで自然に挨拶や会話が生まれたりするので娘にはそこまでデメリットに感じていないようです。
- 生活音に気を使う
隣の部屋と隣り合わせになっているので、生活音には気を使うようです。
シェアハウスじゃなくても生活音は気を使うでしょう。
音楽や電話で話す声、テレビの音には注意が必要ですね。さすがにシェアハウスに住むことを選択してくる人たちですから、自己中なわがままな人は娘のシェアハウスにはいないそうです。
シェアハウスはストレスが多いという人がいますが、どんなことでストレスが溜まってくるのか住んでみた感想を別ページにまとめてみました。
→シェアハウスはストレスが多い?疲れたと感じる5つの原因とは?の記事へのリンク
住めば都という考え方だとシェアハウスも住みやすいかもよ^^
- 気軽に友達を部屋に呼べない
アパートに一人暮らしじゃないのでなかなか気軽に友達を部屋には呼びづらいですよね。
娘のシェアハウスは女性であれば部屋に遊びに来るのは自由ですが、宿泊は事前に連絡しなければだめです。
前もって管理人さんに連絡して、管理人さんがシェアハウスの住人に報告するシステムです。これにより「〇日の〇号室には友達が泊りに来ているな」と住人が認識するということ。
確かに見たことない人がシェアハウス内をウロウロしていたら騒ぎになりますからね。
シェアハウスの選び方・注意点
シェアハウスならば内見なしでどこでも良いってことではないです。
シェアハウスでも運営会社はどこなのか?とかチェックした方がいいですね。
ちょっと前にシェアハウス運営会社が破綻して強制引越しを余儀なくされたニュースもあります。
シェアハウスを選ぶ際の注意点をまとめてみました。
- 家賃総額をチェック
- 火災保険代込み?
- 女性だったら女性限定がおすすめ
- 管理人常駐?
- 空き部屋が多すぎる
- 部屋数多くない?
- 家賃総額をチェック
シェアハウスによっては家賃35,000円と表示されていても、他に共益費15,000円、清掃費5,000円と月々必要にかかる費用がプラスされている場合もあるので、隅々までチェックする必要があります。
- 火災保険代込み?
火災保険代はだれが払うのか、どのくらい払うのか、月々支払いになるのかなどチェックしましょう。
うちの娘の場合はオーナーさんが火災保険を払う形だったので良かったです。
ちなみに火災保険代は月々1,000円ほどです。
- 女性だったら女性限定がおすすめ
入居するのが女性ならば女性限定のシェアハウスを選びましょう。
男女共有だと慣れていないと何かと不便だし、困ると思います。
トイレもお風呂も同じ年頃の男女共同で使うわけだから、ちょっとね(;^ω^)
- 管理人常駐?
管理人さんが常にそばにいるとトラブル防止にもなるし、共有部分の清掃もこまめにしてくれるので綺麗です。
何かと相談もできるし、シェアハウス内のマナーも守られて安心です。
- 空き部屋が多すぎる
最低でも三分の二以上部屋が埋まっているシェアハウスを選びましょう。
空き部屋が多すぎる物件は何か問題があると考えていいでしょう。
外観は綺麗でも空き部屋が多い、または入居者の入れ替わりが早いなどシェアハウス内の見えない部分で問題があるのでしょう。
ちなみにうちの娘のシェアハウスは常に満室で出ていく人もほとんどいません。
居心地がいいのでしょうね(*^^*)
- 部屋数多くない?
最高でも10室のシェアハウスを選びましょう。
それよりも多い部屋数のシェアハウスだと、共有スペースが大混雑して大変です。
まさにカオス状態です。
まとめてみると…
- シェアハウスは家賃がアパートより安い
- 初期費用が安い
- 女性なら女性限定を選ぶ
アパートに初めて入居する費用は莫大です。
初期費用を安く抑えたいならば、まずはシェアハウスに入居して貯金して次の入居先を探すというのもありです。
初めて東京で一人暮らしするのであれば、みんながいていて寂しくないし親としても安心できますよね。
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