富士山って綺麗ですよね。
私は静岡県出身、静岡県在住なので富士山はとても身近です。
毎日富士山を見て見飽きてはいますが、それでも富士山が冠雪をすると毎年綺麗だなぁと思います。富士山は東京からでも空気が澄んでいる日には見ることができますよ。
そんな富士山ですが、活火山だということはご存知でしょうか?
活火山というのは今も活動をしている火山。
つまり、富士山は噴火をする可能性があるということです。
もし富士山が噴火をしたらマスクで防げるのでしょうか?
また富士山噴火の前兆はあるのでしょうか?
ここではそんな、富士山の噴火がマスクで防げるかや噴火の前兆があるのかなどについて解説をしていきたいと思います。
富士山噴火したら市販マスクで大丈夫なのか?
富士山が噴火した場合ですが、注意すべきなのは火山灰です。
そんな火山灰を吸い込まないようにするにはマスクが有効です。
ただ、火山灰を防ぐには市販のマスクでも大丈夫なのでしょうか?
結論から言えば、市販のマスクでも火山灰を防げないことはありません。防げないことはですからね。
ですが、市販のマスクよりももっと効果的なものがあります。
では詳しく解説をしていきたいと思います。
富士山が噴火した際に出る火山灰は風に乗って遠くまで運ばれやすく、その結果交通や自然にも影響が出やすくなります。
また、火山灰は人体にも悪影響を及ぼします。
火山灰を吸い込んだら肺をはじめ呼吸器系にダメージが与えられて、喘息の悪化や肺炎などを引き起こす可能性があります。
それらを防ぐために有効なのはマスクです。
市販のマスクでも、つけたらマスクをつけないよりも断然、火山灰を吸い込むことを防ぐことができるでしょう。
ただ市販のマスクだと密閉性がイマイチであったり、マスクの隙間から火山灰を吸い込む可能性があったりと十分ではありません。
ですので、富士山が噴火した時には防塵用の防塵マスクが有効です。
こちらは自衛隊などが災害時にも利用するもので市販のマスクよりも密閉性が高く、加えて呼吸もしやすい作りになっているので、火山灰を十分に防ぐことができます。
火山灰に限らず、黄砂やPM2.5、もちろん風邪予防にも使えるので持っておいて損はないでしょう。
富士山噴火はいつごろ?前兆はあるのか
富士山が最後に噴火をしたのは1707年の宝永噴火になります。
そしてそれ以前にも非常に長い年月のスパンで、富士山は噴火を繰り返しています。
前の噴火から300年以上経っていることから、次の富士山の噴火がいつごろか気になりますね。
また、富士山の噴火に前兆はあるのでしょうか?
結論から言えば、次の富士山の噴火はいつ頃になるかはわかりません。
宝永噴火の場合は、それ以前に大きな地震がありました。
そして宝永噴火はその地震が引き金になって起こされたと言われています。
近年で最も大きい地震といえば、2011年に起きたら東日本大震災ですよね。
しかし、これが引き金になって富士山の噴火は起きませんでした。
ただ、この地震によって富士山の活動が活発になったことは否定はできません。ちょっと前にも静岡県一部で地面が裂けて水が噴水のようにあふれてニュースになっていましたよね?
もう数百年も噴火はしないかもしれませんし、次のなんらかの地震をきっかけにして、富士山は噴火をする可能性もあります。
ですので、災害時の備えだけはしっかりしておくようにしてくださいね。
富士山噴火したときの予想降灰範囲マップ
富士山が噴火したときの予想降灰マップは、富士山から近い地域の自治体によって公開されていることがあります。
この降灰マップは1707年の富士山の宝永噴火の時のものです。
この降灰マップによると、富士山が噴火したときの降灰は富士山の東側の千葉から茨城にまで降ったんです。もし今の時代に富士山が噴火しても同じように広範囲で火山灰の被害にあうのは目に見えています。
首都圏をさることがながら、その場合は交通マヒなど大きな混乱が予想をされます。
予想降灰マップは調べれば確認をすることができますので、自分のお住いの地域の確認を事前にしておきましょう。
2018年12月内閣府が発表した最新の火山灰降灰被害マップなどはこちらに別記事にまとめているのでよかったら読んでみてください。
→報道されない富士山噴火の被害範囲!御殿場と東京の被害予想がヤバイ(リンク)
静岡県御殿場市は直撃するかもしれないし東京も他人ごとではないですよ(-_-;)
まとめ
富士山の噴火の前兆はわかりません。
そのため、富士山の噴火はいつきてもおかしくありません。
ぜひ日頃からしっかりと災害に備えた準備をして、富士山の噴火に限らずいかなる災害でも無事に乗り切れるようにしておいたほうがいいですね。