ご祝儀のマナーで気になるのは短冊シールの存在です。
マナーを知らないで渡すと恥ずかしい思いをすることもあり、しっかりと理解をしてご祝儀は渡さないといけません。
ご祝儀には短冊シールがセットになっていることがありますが、この短冊シールの使い方、貼り方としてはどのようにすればいいのでしょうか?
はじめてみたときは「なんだこれ?」と思うでしょう。
短冊シールの貼り方に決まりはないですが、相手の名前が隠れたりズレたりするとみっともないのでしっかり貼りましょう!
この記事では使ったことがなければわからない、ご祝儀の短冊シールの使い方や貼り方について解説をしたいと思います。
ご祝儀袋の短冊シールの貼り方


短冊シールは短冊のどの位置に貼っても構いませんが、バランスが悪いと引っかかったり短冊が落ちてしまうことがあります。
ですので基本的にはバランスのよい真ん中近辺に貼れば良いです。
ご祝儀袋に短冊シールは一枚しか入っていないことが多いので、もし不安でしたら、それ以外の場所にも両面テープで使ったり貼っておいても大丈夫ですよ。
短冊シールの貼り方は動画を見ると理解しやすいかもしれません。
動画↓
また、ご祝儀袋の短冊シールですが、のりで貼りつけても大丈夫です。
ただ、その時にのりをベチャベチャに付けてしまうと、ご祝儀袋の短冊がシワになってしまって見栄えも悪くなります。
見栄えの悪いご祝儀袋あなたならもらいたくないですよね?
ですので、短冊シールではなくのりを使う際には、テープのりやスティックのりを使うようにして丁寧に貼り付けるようにしてくださいね。丁寧にですよ?
糊を使うときは量を調整しながら付けるとうまくいきます。
一気に大量のノリで付けようとすると短冊がシワになってみっともなく見えます。
短冊って基本和紙を使うところが多いので、生地が繊細にできていますから気を付けましょう!
短冊シールの使い方、あなたはどうしている?
短冊シールの使い方ですが、使い方としては基本的には、ご祝儀袋と短冊がずれないようにするためのものです。
しかし、そもそも短冊とは一体何なのかもちょっと難しいですね。
では、ご祝儀袋の短冊についての使い方の説明もあわせてしたいと思います。
ご祝儀袋の短冊とは、ご祝儀についた「寿」など文字が入った短冊状の紙のことです。
ご祝儀袋によっては、この短冊が文字が入ったものと無地のものとで2種類入っていることがあります。
これは予備として使ってもいいですし、文字の入った短冊と2枚重ねて二重のの喜びといった意味を表したりします。
ただ細かな決まりはないので、別に二重に重ねなくても大丈夫です。
短冊ですが特に固定をしていないと、ご祝儀袋からずれてしまうことがあります(-_-;)
短冊がご祝儀袋からずれていると縁起も悪いので、それを防ぐために短冊シールを使って短冊とご祝儀袋を止めるのですね。
短冊シールがご祝儀袋についていない場合でも、基本的には両面テープで止めれば問題もありません。
ご祝儀袋の短冊に書くと名前隠れるのは大丈夫?
ご祝儀袋の短冊には「寿」などの言葉と同様に、自分の名前を書くことがあると思います。
その場合ご祝儀袋の水引などに被って名前が隠れることがありますが、それは大丈夫なのでしょうか?
結論から言えばご祝儀袋の短冊の名前が隠れるのはあまりよくありません。
ですので、短冊に名前や文字を書く際には、一度何も書かずにご祝儀袋に合わせてみて位置を確認するようにしましょう。
その上で鉛筆で印をつけておいて名前や文字入れるようにします。
また名前ですが、短冊だけに書いておくと万が一短冊が外れてしまった場合、ご祝儀袋が誰のものかわからなくなってしまいます。
ですので、ご祝儀袋の中袋にもしっかりと名前を書いておいておきましょう。
そうすることで万が一ご祝儀袋の短冊が落ちてしまっても、そのご祝儀袋が誰のものかがわかります。
ご祝儀袋には細やかな配慮が大事になります。
ぜひ短冊シールだけでなく、全体的なマナーにも気をつけるようにしてください。
ご祝儀とはまた違う話になりますが、子供がいるなら親戚兄弟から入学祝いをもらうときあると思います。
この入学祝いですが、お返しするものなのか即答できますか?兄弟ならお返ししないでスルーしても失礼に当たらないのか…
覚えていないと忘れがちがマナーですよね。
恥ずかしい思いをしないように今一度確認していてもいいかも♪
まとめ
短冊シールは短冊を綺麗に止めるためには大切なものです。
そして短冊シールで短冊を止めることによって、ご祝儀が誰のものかもわかりやすくなります。
ぜひ、短冊シールが入っていたらずれないように貼って気持ちよくご祝儀を渡すようにしてくださいね。