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大暑の食べ物、京都や全国ではコレ!なぜそれを食べるのか解説。

大暑の食べ物 うなぎ

 

今年も夏が近づいてきましたね。

近年は毎年のように暑い夏が続いており、嫌になってしまいますよね。

 

そんな暑い夏を表す言葉としては「大暑」というのをご存知でしょうか?

 

大暑(たいしょ)は四季をさらに六等分した季節の分け方である、二十四節気で夏の最後を表します。

 

時期としては7月23日頃から8月6日頃までですね。

 

そんな暑い大暑の時に食べる食べ物は知っているでしょうか?地域のよってこの食べ物って変わってくるんですよ!

 

ここでは大暑の時期の食べ物やその理由などについて解説をしたいと思います。

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もくじ

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大暑の食べ物、京都ではこれ!

大暑では7月23日頃から8月6日頃までの季節になります。

 

ただ大暑というわりには8月中旬の一番暑い時期ではないのですね。大きく暑いですからね(-_-)直訳すると。

 

見るからに暑そうな字です。

 

この一番暑い時期じゃない理由としては二十四節気が、中国で生まれ日本に伝わったからであり微妙に季節にズレがあります。

 

そんな長い歴史のある二十四節気ですが、古い歴史といえば京都ですよね。

 

大暑の食べ物で、京都では何を食べるか知っていますか?

 

京都では大暑の時期に「あんころ餅」を食べる習慣があります。

 

「あんころ餅ですよ????なんで??」

 

あんころ餅といえば、あんことお餅が合わさった美味しい和菓子ですよね。

これは日本では古来より豆は神聖なもので邪気を払うと考えられていました。

 

そんな小豆を使ってあんこを作り、消化が良くて力がつくお餅と合わせることで、暑い夏を乗り切るためにあんころ餅を食べるようになったと言われています。

 

ですので大暑の時期には京都の和菓子屋さんでは、あんころ餅が並ぶことが多いです。

 

気になる方はぜひ食べてみてくださいね^^

 

大暑の時期の全国一般の食べ物とは?

では京都では大暑の時期はあんころ餅を食べますが、全国一般の食べ物とは一体なんなのでしょうか?

 

全く想像つきませんよね。

 

しかし、実は大暑の時期を考えると、すぐに答えがわかると思いますよ。

 

大暑は上記の通り夏の時期を六等分した期間で7月23日頃から8月6日頃になります。

 

この時期は土用とほぼ被ります。

 

土用とは季節の変わり目である立春、立夏、立秋、立冬の前18日間のことを指します。

 

ですので正確に言えば、年に4回の土用があるのですが、一般的に土用といえば、夏の土用で立秋の前18日間のことを言います。

 

そして、この土用といえば食べるのはうなぎですよね。

 

土用の丑の日にはうなぎを食べることは江戸時代の発明家の平賀源内が広めたのは有名な話です。

 

初めて聞いた!という人はこちらの別記事に詳細をまとめているのでよかったら読んでみてください。

 

土用の丑の日に食べるもの発案者が意外な人物!(リンク)

 

土用の丑の日に食べられるのはうなぎの他にも、うどんや梅干し、瓜、などがあります。

 

この中でもうなぎは土用の丑の日にはスーパーにたくさんのうなぎが並び、土用の丑の日といえばうなぎという感じですよね。

 

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大暑の時期になんでそれを食べるのか?

結果的に大暑と土用が被るので、そうなってしまうのですが、大暑ないし土用の丑の日ではどうしてそれらを食べるのでしょうか?

 

その理由としては時期と食べ物に秘密があります。

 

うなぎは栄養価が高く、暑い夏を乗り切るためのスタミナ食となります。

 

またうどんや梅干し、瓜などはさっぱりと食べやすいのでこれらを食べて栄養を取り、暑い夏を乗り切ろうという願いが込められています。

 

また土用の丑の日で考えた場合には、「う」がつく食べ物だと演技がいいということでこれらがよく食べられます。

 

大暑の時期は土用の丑の日とかぶってしまうので、土用の丑の日が有名になってしまっています。

 

でもどっちみて栄養のあるものを食べて、暑い夏を乗り切るということでは一緒ですので、ぜひこれらの食べ物をしっかり食べてスタミナをつけるようにしてくださいね。

 

まとめ

大暑の食べ物について知らないことってあるんですよね。

 

大暑は二十四節気の一つで夏の最後になり、この時期は土用と被ります。

 

ですので、食べ物としては土用の丑の日に食べるうなぎを食べれば、縁起良くスタミナもつけられるでしょう。

 

また京都ではあんころ餅も食べられますね。

 

うなぎに限らず大暑の時期はしっかりと栄養がつくものを食べて、暑い夏を乗り切るようにしてくださいね!

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