突然ですが、じつは我が家では「今年こそお中元を辞めたい!」と思っています。
あなたは、お中元贈ってますか?
私も人とのご縁ができて贈り物習慣が始まったはいいけど、毎年毎年、商品選びから贈る先の手配から何から何までマンネリ化しています(*´з`)
実際、お中元って今現在、世の中的にどうなの?
お中元の市場規模や減少している理由、やめるタイミングなど考えてみましょう。
お中元の市場規模最新情報
社会人の常識として広く根付いている「お中元」も核家族化や家族関係の変化によって、市場規模は減少傾向にあるといわれています。
とはいえ、昨年(2019年)も国内売上総額は1.5兆円以上あり、まだまだ巨大なマーケットであることは変わりありません。
昔から日本には盆・暮れ・正月には贈り物をし合う文化があります。
日頃よりお世話になっている方への感謝の気持ちを贈り物にして表す風習です。
6月ごろになれば百貨店やスーパーには、お中元の特設コーナーが設けられ、大変賑わっているようにも見えます。
家族間では実家や義両親、親せきなどから贈っていただけるので、お返しとしてもお贈りしないといけないということでしょうか。
企業は顧客や取引先との関係もあるので、お中元の贈り物は欠かさず贈る方が良いと思います。
それにしても、お中元って下火になっているのかと思って調べてみたら、まだまだ国内売上総額は1.5兆円以上あるんですね!ビックリ。
これでも減少しているというのだから、昔は本当にビッグイベントだったのかも('_')
お中元が減少している理由
お中元は一度始まってしまうと毎年継続するような感じになっているので、その分、費用がかかります(お互いになかなかやめづらい性質)
お中元商品の相場は大体3,000~5,000円が相場となっていて、単純計算で10件以上に贈るなら、30,000円以上かかるわけです。
家計の中でも結構な出費になりますよね。
不景気の今、「予算の関係上、件数を減らしたい」人も多いと思いますので、最近は市場規模も減少しているのも要因でしょうね。
とはいえ、最近では「虚礼」として盆・暮れ商品の不要論も出ています。
しかし、現代はメールやSNSでやりとりできてしまうコミュニケーションスタイルですよね。
「これからもよろしくお願いします。」という感謝の気持ちを表現できる贈答習慣は、あなたやあなたの会社をさりげなくアピールできる貴重なイベントでもあります。
どちらの意見もわかります。
あなたはどう感じていますか?
お中元をやめる理由口コミ
「お中元を辞めたい」
「辞めるタイミングは?」
「スマートに辞めるには」
など、お中元を辞めた人の意見って聞いてみたくないですか?
やめる理由や口コミを見てみましょう。
まだ6月に入って数日しか経ってないのに、郷土のデパート「鶴屋」からお中元の案内が来ました。
正直いって・・・あんまり嬉しくもない素麺・ハム・洗剤とかのやり取りを親戚としてるけど、いい加減やめたい。😓
しかし止めるとはナカナカ言えないのよね。 pic.twitter.com/taoawys4QO— ガーコ (@ga_ko40) June 6, 2018
旦那の姉弟間はお歳暮お中元を毎年送り合う。(同居してなかったときは親にも送ってた。)遠くに住んでるわけでもないし、毎回毎回面倒だしお金かかるからやめたい。うちだけ離脱させてください。その分娘に貯金します。
— ayayuzuuu (@ayayuzuuu) February 12, 2019
わかるーその気持ち!!!
めっちゃわかる!!
お中元の費用出すのなら貯金したいよね?特に子育て世代は。
もう子育てにお金が必要ない高齢者だけのイベントでいいのでは??とか思ったり。
義妹の実家から、お歳暮として私が苦手なものが届いてしまいました。今後、お中元お歳暮をやめたい場合
— タキグチカオリ (@kaori_1020) December 12, 2018
そもそもお中元は日頃お世話になっている方への感謝の意。
それほどの付き合いのない相手に贈り続けるのは、相手にとっても負担になっていることもあるでしょう。
日頃「感謝の気持ち」というよりも「義務感」で贈っているのなら、お中元をやめることは失礼にあたりません。
実際に辞めるタイミングは、ズバリ「思い立った時」。
思い立つのも急では変に思われるので、
- 引っ越し
- 転勤
- 異動
など、人生の転機には、思い切って交友関係を整理するのも良いかもしれませんね。
そんなこと、今年は予定ないよ~!という方は、
- 今回からスパッとやめる
- 最後としてお手紙を添える
- ギフトはやめて暑中見舞いのお手紙にする
- 徐々にやめる(お歳暮やお年賀に集約させる)
- 金額を下げた他のギフト
など、いろいろな方法を模索してみましょう。
日頃のお付き合いがなくて疎遠になっている相手であれば、いきなりやめてもあまり差し支えないと思います。
もし、贈っていない先方からお中元が届いた場合には、お手紙でお礼状を送れば問題ないでしょう。
お礼状に、「今後は贈答を辞退したい」旨を書き添えると来年からは気にしなくてよいです。
上手な虚礼廃止の例文はこちらの記事にまとめているのでよかったら読んでみてください。角の立たないようにやめるにはコツがあります。
→お中元を廃止に!上手なやめ方を伝授!上手な断り方【親戚編】(リンク)
【まとめ】
お中元の習慣をスタートすると、どこまでの関わりの人に、いつまで贈ればよいのか頭を悩ませることもあります。
自分が贈る立場なら、少しずつステップを踏んでやめていくことをお勧めします。
反対に疎遠になっている方から贈られてしまうようなら、お礼状やお手紙で御礼はもちろん次回からの辞退の旨も書き添えると自然に辞めることができていくでしょう。
お中元のことでストレスを感じるなんて本末転倒ですからね。