もうすぐ暑い夏が始まりますね。
夏といえば夏休みかもしれませんが、その前に7月の祝日で海の日がありますね。
学生は海の日が近づくとあと少しで夏休みといった感じでになる人が多いかもしれません。
また8月には山の日があります。
これら夏の祝日は子供にとってはそこまでありがたくないかもしれませんが、夏休みなんて関係のない大人にとっても大変嬉しいものです!(^^)!
しかし、そんな海の日や山の日はいつから制定されどのような由来があるのでしょうか?
ここではそんな知っているよう意外と知らない、海の日と山の日の由来について解説をします。
海の日はいつから?いつ制定されたのか?
海の日は7月の第3月曜日です。
その海の日ですが、いったいいつから制定されたのでしょうか?
気付いたら、海の日って制定されていた感じですよね(-"-)
結論から言えば、海の日は1995年に制定をされて、1996年に施行をされるようになりました。
制定された頃は7月20日に固定をされていましたが、2003年に祝日法が改正され、ハッピーマンデー制度によって7月の第3月曜日となりました。
ちょうど夏休み前の祝日ということもあって、馴染みが深い祝日ですよね。
海の日と山の日の由来(いわれ)は?
ではそんな海の日と8月にある山の日のそれぞれの由来についてもせっかくなので解説をしていきます。
まずは海の日の由来についてです。
祝日には「国民の祝日に関する法律」が定められており、それぞれの祝日の由来や理由が定められています。
その祝日法によると、海の日は「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の羽いを願う」ことが趣旨とされています。
正直ザックリとしていてよくわからないかもしれません。
ただ基本的には海の日は体育の日や文化の日のようなわかりやすい由来がある祝日というよりは、夏休みを前にして海について理解を深めることを目的に制定された祝日といっていいでしょう。
実際、海の日では各地で海にまつわるイベントも開かれ、より私たちに身近な海について考えられる機会が多いです。
続いて山の日です。
山の日は2014年に制定された祝日の中で最も新しい祝日ですね。
2014年ってほんとつい最近なんですね!ビックリ!!
この山の日の趣旨は祝日法によると「山に親しむ機会を経て、山の恩恵に感謝する」となっていますが、こちらも結構ザックリしています( 一一)
また山の日も正直、山に関する特別な由来があって決められているわけではありません。
ただ8月11に制定されていることでお盆と休みをつなぎやすくなっているというメリットもあります。
また山の日には登山に関するイベントも多く開かれ、夏休みということもあってたくさんの人が訪れます。
このように夏休み期間中に山について学べる祝日があるのは良いですね。
海の日を子供に簡単に説明するコツ
ではそんな海の日について子供に説明をするにはどうすればいいでしょうか?
結論から言えば、「海について親しみを持って、学ぶ日」ということを伝えればいいと思います。
上記のように海の日は特別何かに由来して作られたわけではありません。
しかし、広い世界の中で海に感謝をすることを名目とした「海の日」が制定されているのは日本だけです(ここも重要)
日本は島国であり、海産資源は国の宝です。
この豊かな海産資源について理解をして感謝をするというのは、日本国民にとって非常に大切なことですね。
ですので、海に触れ合う機会の多い夏休みの前に、もう一度私たちの身近にある遊び場としての海や資源としての海、そして海の危険性について学び、安全に海に親しむことを目的としていることを子供に説明できれば納得してもらえるはずですよ。
また、ついでといっては何ですが、昭和の日やみどりの日の由来も覚えておいてもいいかもしれません。
昭和の日やみどりの日ってコロコロ変わっているのでなかなか由来を答えられる人っていません。
あなたは答えられますか??
→昭和の日とみどりの日の違いをわかりやすく子供向けに解説してみた(リンク)
まとめ
海の日や山の日がいつから制定されたかや由来について子供に質問されたらササっと答えれるようになると鼻高々ですよね♪
どちらも正直明確な由来があるわけではないので、少し説明しずらいかもしれません。
ですが、海と山というのは触れ合う機会が多いですが、毎年死者が出ていることも理解しなければなりません。
そのような海や山を親しむ前に、海や山の深く知ってその危険性も理解することでより深く海や山を知ることができる良いきっかけの日だと思います。
ぜひ今年の海の日や山の日では海や山について理解を広げてみてはいかがでしょうか?